昨日のポール入院騒動から一夜。
夜中に病院から電話があるかもしれないと緊張の一夜だったけれど、無事朝を迎え、患者の面会時間は午後からのところ、早めに来てもOKとの許可をもらい11時にお見舞いに。
案内されて病室に行くと、ポール、ベッドに座ってる!
昨日は座るどころか、寝たまま横を向くことすら不可能で、体を起こした途端に嘔吐と痙攣だったのに、なんという回復力。
心電図と点滴につながれたままだけれど、体を起こしていることにびっくり。
満面の笑みで私の訪問を喜んだポール。
会うなり、「家に帰りたい。もう大丈夫だから、すぐに退院させてもらう!」、と言い出した。
昨夜は大音量の音楽が部屋に流れていて眠れなかった、と主張。
聞けば、「ボヘミアン・ラプソディ」やら、「レディオ・ガガ」やら、クイーンの曲が流れ続け、その後はCNNのクリス・クォモやアンダーソン・クーパーのニュースが流れ続けたと。
ここは日本。
それだけは絶対に、あ・り・え・ま・せ・ん。
話半分に聞きながら、ちょうど点滴を取り換えにきた看護婦さんにその話をすると、
「それはないですね~、アハハ(笑)」。
まさかの幻聴?!
とにかく病院嫌いで、昨夜もゲーゲー吐きながらも入院を拒否していたポールだけに、嫌すぎて頭がおかしくなった?!
まだやり残した検査もあるけれど、回復ぶりをみて先生からも退院許可が下り、急遽退院手続きへ。
紹介状をもらって、後日改めて病院に検査に行くことに。
すったもんだの末、やっと話がまとまり、私が退院手続きのためにナース・ステーションにいる間にも、身支度を整えて、リュックを背負い、病室から枕(運ばれた時に自宅から持ってきたもの)を抱えて夢遊病者のようにフラフラ出てきたポール。
そんなに嫌なの?!
家が一番安心なんだ・・・と言うポールだけど、私にはポールが病院にいてくれた方がずっと安心。
平日の明日・月曜日まで静かに入院してもらいたかったけれど、幻聴が聞こえるようじゃ仕方がない。
5日分の痛み止めと吐き気止めを処方してもらい、半ば強引に退院。
このままで本当に大丈夫なんだろうか。
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コメント
以前、札幌に行く際、スープカレーのお店を参考にさせて頂いてからずっと拝見させて頂いてます。
心配ですよね。しっかり、検査して原因が判明すること、そして、その原因が大したことが無いこと、切に願います。
エリさんの誠実で実直なお人柄、ブログから伝わります。
京都から、微力ながら、願ってます。
大変でしたね!
でも、ホントに入院していてくれた方がどれだけ安心か。
母の時に実感しました。
幻聴だけでも入院継続の理由になりますね。
整形もさることながら、脳外科、耳鼻科、精査必要ですね!
>ANCOさん
コメントありがとうございます。
退院はしたものの、根本的な原因もわからず、治療もできていないので、本当に心配です。
救急車で搬送された場合は、その原因となった病因(今回の場合は腰痛)でしか検査をしてもらえないそうなので、改めて検査をしてもらいたいと思っています。
ANCOさんのコメントに勇気頂きました!頑張ります!!
>チョビマロ母さん
いつも我が家を暖かく見守っていただき、本当にありがとうございます!
間違いなく親族以上に見守ってくれていますので、感謝してもしきれません。
今回のことも、救急車で運ばれたのは腰痛が原因ですが、そもそも転倒した原因がなんなのか、ちゃんと検査しないと、また繰り返されると思うので不安です。
バブーも変な場所でオシッコしたり、吐いたり、我が家で起きている異変を敏感に感じているようで気になります。