英語の勉強のため、You Tubeで外国人特派記者協会の通訳付き記者会見をよく見る。
日本語→英語、英語→日本語のプロの通訳を聞くことができるので、とても勉強になる。
「なるほど!」、「そうか!そう訳せばいいんだ」、訳出の上手さに膝を打ち、感動しながら聞きまくる。
もちろん外国人特派記者協会で通訳をするような方は、特別なクラスの人たちなので、どの方も素晴らしい通訳者なのだけれど、その中でも、オーストラリア出身のメリ・ジョイスさんという方の通訳が「神技」。
はじめてこの方の通訳を聞いた時は、「何?!、この人、凄い」と思って、名前やどんな経歴の人なのかが知りたくて調べまくり、ピースボートのジョイスさんだと分かった。
訳出の早さ、正確さ、テンポ、クリアな発音、どれをとっても素晴らしい上、「え~、あ~」などフィラーもよどみもないから聞きやすく、最高のお手本になる。
1日に2度、注目の人物の会見をすることもあって、一体どんな頭脳の持ち主なんだろうと思う。
通訳は将来AIがするようになると言われているけれど、いくらAIが進化しても、ジョイスさん以上の通訳はきっとできない。
AI以上の天才通訳者だと思う。
ジョイスさんのことが知りたくて調べていたとき、たまたま安倍首相の通訳をしている外務省の高尾さんという方のことを知った。
「霞が関7人の天才」と言われる方のひとりで、記事には、「若いながらも、周囲に『モノが違う』と一目置かれる天才」
とあった。
記事によれば、もともと帰国子女でハーバード大学の大学院を卒業、高校・大学時代の同級生は、「彼を一言で表せば、『死ぬほどの努力家』」と言っていたそうだ。
きっとあれほどの通訳をこなす天才ジョイスさんでさえも、会見前の数日間は寝る間を惜しんで勉強しているのではないかと想像する。
どの世界にも天才がいる。
「あの人は天才だから」と言ってしまえば、そこで話は終わってしまうけれど、天才も死ぬほど「努力」しているんだと思うと、やる気が沸いてくる。
凡人が天才になることはないけれど、「努力」はできる。
ジョイスさんの通訳は偉大な目標、憧れ。
憧れの人を見つけた子供のように無邪気な気持ちで、最近、何度も何度もジョイスさんの通訳を聞いている。
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