先日、医者のAさん、大学の大先輩のSさん、女社長のTさんと私というメンバー４人で飲み会をした。
医者のAさんの金持ちっぷりは半端ない。
趣味は競馬で、20頭以上の競走馬を所有。
札幌市内に複数の大邸宅を持ち、最近、定山渓に自分と来客用の温泉も作ったという。
そんな華麗な生活を送るホンモノのお金持ちのAさんが、今年１月「脳梗塞」になったと聞いて驚いた。
夜９時頃、寿司屋で家族と食事中、急に周囲のものが二重に見えるようになり、立ち上がろうとしても全く力が入らず立ち上がれなかったのだそう。
すぐに「これは脳梗塞だ」と気づいたAさん、知人の医者に電話をして連絡を取った後、家族の車で病院に向かい、１ヵ月の入院治療を受けたという。
その後、順調に回復し、３月には自分の馬が出るドバイのレースを見に行ったというのだから凄い。
もし私が脳梗塞になったら、恐らく１年くらいは飛行機に乗ることすら考えないと思う。
スケールが違う。
「病は気から」が持論のAさん。
数年前に患っていた膵臓がんを克服したこともあって、日本酒を片手に、「やりたいことがたくさんあって、美味しいものを食べて飲んで、毎日楽しく生活していれば、病気なんて逃げて行くからね」。
杖をつき、歩き方が弱々しくなりながらも、今までと変わらず、「もう１軒行こう！」とすすきので次の店に向かうAさんが神々しく見えた。
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