友達にすべきではないタイプ


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先日、東京で姉夫婦と久しぶりに食事をした。

40歳の時に結婚した姉と年上の義兄は、結婚から約10年の今も新婚さんのように仲が良く、お互いに思いやりを持って接しているのがよくわかる。

昨年マンションを引っ越した時には、引っ越し業者さんに、ふたりが「きょうだい」だと思われていたというのも納得。

そんな姉と、たとえば、「自分の大事な予定がある日、夫が高熱を出して寝込んだらどうする?」、と言う話になった。

姉は、「予定は諦めて、夫と一緒に家にいる」。

私は、「夫には薬を飲んで家で寝ていてもらって、自分は外出する」。

この回答に姉からは猛烈なダメ出し。

「ダメだよ~、夫ファーストじゃないと!もともと健康で丈夫な人(=私)は本当に冷たいと思う。徒然草でも言ってるじゃん、友とするにわろき者は『病なく身強き人』だって」。

「徒然草(117段)
友とするに悪き者、七つあり
一つには、高く、やんごとなき人
二つには、若き人
三つには、病なく、身強き人
四つには、酒を好む人
五つには、たけく、勇める兵
六つには、虚言する人
七つには、欲深き人」

なるほど~。

その三つ目が私。

病気をしない健康すぎる人は、人の気持ちや痛みがわからず思いやりや優しさにに欠けるから友達として持つのは良くない、ということらしい。

反省。

ちなみに、友達に持つといいタイプは、

「一つには、物くるゝ友
二つには医師
三つには、智恵ある友」。

「物をくれる友」がいいというのが、判断基準としてどうなの?と思ってしまうけれど、時代背景も捉え方も違うということなのでしょう。

物・・・、というと嫌な感じがするけれど、それが、仕事だったり、情報だったりすると非常にありがたい気もするし。

勉強になりました。

若い頃は屈強そのものだったけれど、年齢とともに体のあちこちに痛みを抱え、アレルギーと思われる症状も出て、ここ数年、体調に波のあるポール。

千歳空港に戻ると、姉からメールが届いていた。

たった一行、

「ポールに優しくね」。

妻として、友として、「悪き者」にならないように、これからは「夫ファースト」で。

読んでいただけたら、


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コメント

  1. 素敵なお姉さまを持たれましたね。
    言いずらいことをあえて話してくださる方がいらっしゃる‼️大切❗宝物です❗

  2. 素敵なお姉さんですね。
    ちょっと反省したけど、私に夫ファーストは無理です・・・。
    バブーちゃんの病気に関する覚え書きは、とても役立つと思います。
    大変な時に偉いなあと思います。
    クレアも吐きやすく、初めはいつものかなあなんてのんびりしてました。
    もっと早く気づいてあげられればと、今も後悔しています。
    バブーちゃんは、しっかり者のお母さんに守られる幸せワンコです!

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