夫のポールは相当な酒飲みです。
今月、ラグビーワールドカップが札幌であるというので、多くの飲食店が大量にビールを用意しながら、それでも足りなくなるのではないかと心配しているように、白人のアルコール分解酵素は半端なく、夫の酒量も半端ないのです。
でも、だからと言って、飲んで毎晩ヘベレケになるわけでもなく、人間ドックで肝臓の数値が引っ掛かるわけでもないので、今まではあまり注意したことはありません。
ただ、年を取ってくると、酒量が心配になってきます。
あんなに飲んで長く健康でいられるわけがありません。
最近ずっと体調が悪いのも、長年の不摂生のツケが来ているのではないかと心配になり、先週末、意を決して飲み過ぎを注意しました。
夫婦喧嘩は絶対にしたくないので、かなり言葉を選んで慎重に、妻の私のために健康で長生きして欲しいという文脈に力点を置いて諭し、心に響くように。
効果テキメン!あの日からポールは変わりました。
最初は「明日から飲まない!」と宣言したのですが、きっとそれは無理だろうと思っていました。
案の定、一滴も飲まないというのは無理でしたが、一気に酒量を減らしました。
「今日はこんなに少ししか飲まなかったよ」というのを報告するために、今週はずっと私の帰りを待っていたようです。
この1週間、ポールの酒量は激減しました。
このままうまく行けば、長年の懸案だった夫の飲酒問題は攻略できそうです。
最近、繰り返している英語のフレーズがあります。
”I’m proud of you.” です。
映画やドラマを見ていると、親が子供に対して、あるいは恋人や配偶者、友人に対して、あるいは上司が部下に、とにかくいろんなシチュエーションで、相手を褒めたり、励ましたり、労ったりする時、ネイティブが本当によく使うフレーズです。
「私はあなたを誇りに思います」と直訳すると堅苦しくなりますが、「えらいね」、「すごいね」、「よくやったね」というニュアンスで、かつ、その人の努力をちゃんと知っている人がこの一言を言うとグッとくる、非常に素晴らしいフレーズなのです。
今週は何回 ”I’m proud of you.” とポールに言ったことでしょう。
ポールは間違いなく褒めて伸びるタイプですね。
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