先日、欧米で話題のドラマ、HBOの「チェルノブイリ」を観ました。
1986年にソ連で起きたチェルノブイリ原発事故の再現ドラマ。
あまりにリアルで衝撃的でした。
ドラマの中で描かれているのは、原発事故の恐ろしさと事実を認めようとしない人と組織の怖さ。
「大きな事故ではない」、「アンダーコントロール」というのはまったくの嘘なのに、それが事実として伝わっていくのです。
信じたくない事実は見なかったこととされ、現場の専門家が危険性を訴えても、過小評価され遠ざけられてしまう。
福島の原発事故の記憶が新しいだけに、ドラマを観終えたときの後味の悪さと言ったら・・・。
きっと同じことが・・・、そう思わずにはいられないのです。
翌朝、静かなリビングで、カチッ、カチッと、小さな機械音が聞こえてきました。
何かと思って音のする方を見ると、ポールが福島の原発事故の時に購入したガイガーカウンター(放射線量計測器)がありました。
ドラマを観た夜、心配になってガイガーカウンターの電池を入れ替えたそうです。
来年は東京オリンピック。
「アンダーコントロール」は本当なのでしょうか。
このドラマを観ると、伝えられる「事実」の見方が変わります。
世界有数の原発大国・日本では避けて通れないテーマ。
観るべきドラマとしてお薦めです。
読んで頂けたら↓
ついでに、わんこ好きの方は↓可愛いシッポにもう1票♪
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