コロナ対策と女性リーダー

世界中でコロナの感染が拡大している中、どうしても各国の対策とリーダーを比較してしまいますが、うまく対処しているのは女性リーダーの国が多いと思います。

もっとも迅速にIT技術を駆使して感染爆発を止めたと世界中から評価を高めたのは台湾の蔡総統で、「閣僚に素人がいない」と言われています。

ニュージーランドのアーダーン首相も素早くロックダウンを実施しました。

ドイツのメルケル首相の、「旅行や移動の自由を苦労して勝ち取った私のような者にとって、こうした制限は絶対に必要な場合にだけ正当化される」という自身の経験を踏まえた感動的なスピーチは、多くの人の心をとらえ、一時心配された体調不安説や移民問題発生時の求心力の翳りもどこへやら、頼れるリーダーとして存在感を増しています。

フィンランドの年若きマリン首相も、ソーシャルメディアを駆使して立ち向かっています。

一方の男性リーダーはどうでしょう?

日本では、若者に訴えようと頑張った首相の動画が、人の気持ちをわかっていないと問題になっています。

アメリカでは、大統領と専門家、州知事の誰が緊急事態の設定や解除の決定権を持つかで揉めているようです。

ポールに、世界の各国リーダーの対策を比較したときに、どうして女性リーダーの方が存在感を放っているかを聞いたところ、各国の男性リーダーが考えるのは「経済ファースト」だから、という答えが返ってきました。

経済の在り方で、男性リーダーはこれまで評価されてきたから、そこから脱却するのは難しいと。

一方の女性リーダーの場合は、本能として備わっている母性が、国民を家族に見立てて、なんとしても家族を守ろうという強い思いが「国民ファースト」につながるから、と分析していました。

コロナ問題は、政治問題ではなく、戦争のような国と国との闘いでもなく、サイエンスの問題であって、その判断が生死に関わる未知の課題です。

これまでの知識や経験ではコントロールできない生死に関わる緊急事態で力を発揮するのは、「直観と本能」であって、それに長けているのは、もしかしたら今まで聞く耳を持ってもらえなかった女性リーダーなのかもしれません。

コロナ後の世界が、社会が、どう変わっていくかが気になります。

 

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