マスク問題。日本に「いいね!」

これだけ世の中でマスク、マスクと言われる日が来るとは思ってもいませんでした。

朝はポールのためと英語の勉強のため、イギリスのBBCかアメリカのCNNのテレビニュースを必ず見ていますが、マスクが話題にならない日はないくらい、毎日、マスクの話が聞こえてきます。

先日は、マスクの効能を説く専門家のアドバイスをずっと無視し続けていたトランプ大統領が、ついにマスクをして公に姿を現したことが大きな話題になっていました。

イギリスでは、今月24日から店舗やスーパー内での買い物客のマスク着用が義務化されることになり、違反者にはなんと100ポンド、日本円で約13,500円の罰金が科されることになるそうです。

そこまでやらないと、誰もマスクを着用しようとしないということですよね。

「なんで24日からなの?なんですぐやらないの?」とポールに聞くと、「本当にその通りだよ」と呆れた様子。

フェイスブックでも、イギリスの「友達」のみなさんは、こんなに感染が広がっているのに、「マスクなんか意味がない」、「マスクを着用するかどうかは個人の自由」と主張している人が多いらしく、ポールは毎日激オコで、イギリスにいたら「ぶんなぐってやりたい!」とプンプン。

「マスクをするのは自分のためじゃない。他人に感染を広げないため、医療を崩壊させないため、社会のためなのに、それを全然わかってない」、と。

そんなポールを見るにつけ、日本人って本当に衛生観念がしっかりしているというか、真面目というか、モラルが高いとつくづく思います。

地下鉄に乗っても、デパートに入っても、近所のスーパーでも、今、マスクを着用していない人は皆無と言ってもいいくらいです。

逆に、外出時にうっかりマスクを忘れようものならもう大変。

すぐにコンビニに駆け込んで購入しなければなりません。

だから、罰則など課されることがなくても、常にマスクを数枚、カバンの中にストックして持ち歩いています。

欧米各国と比較して、日本人の性格は自己主張が足りないとか、自分の意見を言わないとか、同調圧力に弱いとか、個性がないとか、そんな風にネガティブにとらえられがちですが、コロナ対策に関しては、「個」を主張し過ぎることのない、「和」を尊ぶ姿勢、伝統的な精神こそが良い方向に、ポジティブに作用していると言えるのではないかと思います。

ポールは、しばらくイギリスには帰りたくない、帰る気もしない、と言っています。

今までは、母国イギリスの良さを語ることが多かったポールですが、世界的なコロナ禍の中、これまでにないくらい、日本に「いいね!」ボタンを押しまくってます。

 

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