大学を卒業して、初めて社会人になったとき、自分が定年まで仕事を続けるなんて思ってもいませんでした。
自分の人生に対して無責任でしたから、就職活動は気楽なものでした。
「腰掛け」とまでは言いませんが、いわゆる「定年=60歳」までの40年は途方もなく長い年月に感じられ、当時は独身でしたから、自分が結婚する相手によって人生はいかようにも変わる可能性があることが前提で、自分の将来を真剣に考えていませんでした。
現実を直視するこもなく、ふわふわしたまま23歳になって、何歳で結婚して、何歳までに子供を産んで、なんてことはまったく考えもせず、「なるようにしかならない人生」を受け入れる覚悟だけがありました。
そして今、途中、何度か寄り道したり、中断はあったりしたものの、なんとかかんとか仕事を続けて50歳になり、定年まであと10年です。
まだ10年もある、とも言えますし、あと10年しかない、とも言えます。
10年なんて、本当にあっという間だと今になって思います。
精神的にも肉体的にも、衰えるスピードは年々加速度を増していることを実感しています。
気力・体力の限界が来る前に、この先10年間、しっかり勤めあげて仕事人生を全うしたいと思います。
節目年齢のせいか、最近ふとそんなことを思います。
今年は特にスピードが早い感じがします。
コロナ騒ぎで春・夏を感じることができないまま、もうすぐ秋。
紅葉が始まっています。
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