悩みを話す力

いつも元気で明るい妹が、仕事のことでここ数か月悩みを抱えています。

「抱えているようです」じゃなくて、「抱えています」と断言できるのは、本人が母や私たち姉妹にすべてをつまびらかに話してくれるからです。

私たちは3姉妹で、それぞれ仕事をしていますが、職種も違うのでお互いの仕事の悩みを聞いても有効なアドバイスなんて一切できません。

ただ聞くだけです。

でも、この「悩みを人に話す」という行為自体が、妹の凄いところ、実は多くの人ができないことなのだと思います。

日本人は子供から大人まで、相談するのがとても苦手だと言われています。

自分の弱みをさらけ出すのは、惨めなこと、恥ずかしいことだと思ってしまうからです。

日本人の「美徳」でもありますが、一人で抱え込んでしまってもなんの解決にもつながりませんよね。

私は仕事でもプライベートでも、何か悩みがあれば夫のポールに真っ先に相談します。

もう何年も前のことですが、当時の上司とまったくうまく行かずに悩んでいた時は、全面的に味方になってくれた上で、「オレが今からその上司の家に行って、はっきり言ってやる!」と一緒に怒ってくれました。

もちろん、「そういうことじゃない!」、と慌てて止めましたけど・・・。

また別の時は、担当する仕事で使うことになったばかりのエクセルが上手く使いこなせず残業ばかりが増えて、そのつらさをポールに訴えると、「仕事の能力とは関係ない。担当する仕事で必要なスキルを社員に学ばせない会社の教育が悪い」、と一緒に怒ってくれました。

日本企業の場合、おそらくエクセルくらいなら、社員はそれぞれ自己責任において独学で身につけるのが当たり前だと思うので、だからと言って、その後で会社に教育を求めたわけではないですが、その言葉に気持ち的に大いに助けられました。

だから、「答え」なんてなくていいんです。

「えっ、そこなの?」って思うような、実際には使えないアドバイスをもらえるだけで幸せなんです。

大切なのは、「親身に耳を傾けてくれる人がいる」ということだと思います。

「悩みを話す」だけで問題の9割は解決する、と言われています。

昨今の痛ましいニュースを見るたびに、「悩みを話す力」は、名声や経済力よりも、人生において何よりも必要な究極のサバイバル術なのだと思います。

 

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