先日、バブーの検査を終えて動物病院を出た時の支払いは4万3千円でした。
ペット保険に加入しているので、保険適用後の金額がコレです。
覚悟はしていたものの、さすがに高い。
レントゲン検査と血液検査もしてもらったので高額になるのは仕方がないと思いつつ明細を見ると、一番高いのは薬代でした。
毎日飲む薬のうちのひとつ、抗がん剤が1個900円です。
そのほかの持病もあるので、バブーがほぼ毎日、定期的に飲む薬は全部で6種類。
他の薬は1個50円~100円で一般的なものですが、1日あたりで計算すると薬代だけで1350円になります。
金額も大きいですが、ショックだったのは、それだけ重い病気と今、バブーは闘っているんだということです。
強い薬ですから、当然副作用もあります。
泥水みたいな下痢をしたり、超のつく食いしん坊なのに食事をする元気がない日があったり、気持ちが悪いのか部屋の中をただただ歩き回ったり・・・。
一日の薬代を知って、改めて癌との闘いを思い知らされています。
愛犬やペットが生活に与えてくれる幸せや潤いは金銭では測れません。
子供のいない我が家に日々バブーが与えてくれている幸せを思うと、1日1350円なんて安いもので、バブー亡き後が怖くて想像すらできません。
と同時に、今の私たち夫婦だからできることなのだとも思います。
夫婦そろって家にいるのが好きで、特にこれといったお金がかかる趣味もなく、旅行も外食もほとんどしません。
とはいえ、若い頃や年をとってからは事情が違います。
動物医療がもっと一般化して、一人暮らしの若い人たちや年金暮らしの高齢者でもペットと幸せな生活が送れるように、高額にならないで欲しいと願っています。
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コメント
おはようございます。
抗がん剤治療、人間でも選択に迫られるレベルのものが有りますよね。使えるバブーちゃんは幸せです。
歳をとってさみしいからと、簡単には飼えないなとつくづく思います。きちんとした治療を選択出来る環境が必須。
飼い主の年齢以前に。
うちも今、高額療養中(笑)フードも療法食で高い高い。
バブーが癌とわかって治療に入る前に、先生から「治療がかなり高額になりますが抗がん剤治療をしますか?」と聞かれました。
その時は「もちろんです」と即答しましたが、高額治療ゆえ、自分がまだ若く独身で仕事をはじめたばかりだったり、あるいは定年後に夫に先立たれて一人暮らしで経済的な余裕がない時に、愛犬の治療の継続と自分の生活を維持できるのかと思うと切ないものがあります。
愛犬生活の潤いを思うと、療法食も医療費も何もかも、もっと持続可能なレベルになって欲しいですよね。