「退出」ボタンの味気なさ

在宅勤務でオンライン活動が増えて思ったこと。

オンライン・セッションが始まるときのウキウキ感を上回るインパクトがあるのは、終わるときの「退出」ボタンの「味気なさ」ですよ。

会議でも飲み会でも、終わる直前までワイワイ盛り上がっていたのに、「今日はお疲れ様でした~」、「楽しかったで~す!」、「勉強になりました!」、って言った途端に、「退出」ボタンのクリックひとつで「ブチッ」と関係が途切れる虚しさ。

このすさまじいまでの余韻のなさ。

思いっきり孤独な、静寂の世界に突然引き戻されるんですよね。

「あ~ぁ、終わっちゃったな~」って、あっという間に。

リアルな世界だったら、意気投合した人はもちろん、あるいは、まったく気が合わなかった人ならなおさら、関係修復のために、「この後、ちょっと一杯行きますか?」って、良くも悪くもその余韻が続くのに、オンラインの世界ではそれがまったくない。

「退出」ボタンで、瞬時にして関係は「終わり」です。

それが、働き方として、コミュニケーションのあり方として、いいことなのかどうなのか・・・。

私自身、今はまったくわかりません。

でも、直接対面ではなく、オンラインでの2次対面が当たり前になる世界が現実になってきていることだけはよくわかります。

オンラインでなんでもできちゃいますからね。

昭和世代にとっては「新しくて面白い」、だけど、古き良きコミュニケーションの良さをわかっているからこその、今、まさに過渡期なのだと実感しています。

「ダメ~っ!」、「退出」しないで~、って思うのは昭和ノスタルジーなのかもしれませんね。

 

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