今日は10年前に亡くなった父の命日で、妹と二人でお墓参りに行ってきました。
父が大好きだった日本酒とお菓子、お花を持って。
正確にはお墓ではなく、市内の納骨堂です。
父のお墓をどうしようとなった時、田舎にあるいわゆる先祖代々の墓ではなく、場所は人生の後半のほとんどを過ごした札幌で、ただし子供が娘だけでお墓の承継者がいないこと、毎年1月3日が命日という冬場のお参りの大変さを考えて納骨堂を選びました。
実家からも私の家からも車で15分、管理もしっかりしていて季節を問わずお参りに行けるので、そうして良かったと思っています。

ただ、屋内とはいえ今日のお参りはこれまでにない寂しいものでした。
父が亡くなって以来、命日のお参りを一度も欠かしたことのない母がコロナの状況を考えて外出を控え、ひとり自宅でお参り。
多くのご家族もそうだったようで、大きな納骨堂にも関わらず、私たちが行った時には他には誰も来ていませんでした。
誰かが来たお仏壇は、扉が開いていてお花やお供え物が置いてあるのですが、今日は今まで見たことがないくらい、扉が閉まったままの光景でした。
父が眠っている場所の同じ区画に、いつ行っても必ずお花のお供えがあり、かなり頻繁に来ていると思われる方のところも、今回はじめて扉が閉まったままでした。
その方のこと(←その記事はココ)が、納骨堂に行くたびに気になって、以前ブログに書いたことがあります。
そんな今まで当たり前だった光景が、コロナの影響で一変してしまいました。

今までのような生活が送れることができるまであとどのくらいの月日がかかるのか、想像がつきませんが、ようやく、「ワクチン」という希望の光が見えてきました。
日本では、一般に行き渡るまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、イギリスのポール・ママ(80代)は、今週、1回目のワクチンを接種する予定だそうです。
新年早々、暗い話ばかりですが、明るい兆しも見えてきました。
長いトンネルから抜け出せる2021年でありますように。
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