その一言

週末、今年はじめて実家に遊びに行って母が作ってくれたご飯を食べて、対面で何時間もぶっ通しでおしゃべりをしてきました。

母の料理は薄味で超ヘルシー。

十五穀米、ポテサラ、数の子、うどの酢味噌合え、とろろ・・・、大好物ばかりで、お腹がはち切れそうになるまで食べさせてもらいました。

母との対面は久しぶりとはいえ、日ごろから電話で話しているので近況報告はそれほど必要なかったのですが、母は娘の私に、万が一に備えて、いわゆる「終活」的なことを伝授したかったようです。

真面目できっちりしている母はシニアライフカウンセラー初級のセミナーを受けて万一の「備え」を学び、各種保険の契約書や家の権利書、銀行口座やクレジットカード、何かあったら知らせて欲しい友人・知人たちのことなどを一冊のノートにまとめて丁寧に教えてくれました。

「万一の時」はまだまだ先であることを願うばかりですが、何があるかわからない年齢なので、その伝授ができて、母も安心したようです。

「終活ノート」には、母と姉が何年も前に、ふたりで旅行に行った温泉旅館の壁に飾られていた額で、たまたま見つけて「はっ」としたという、母が大好きな詩が記されていました。

詩を読んであまりに感動したので、そのまま書き記してきたそうです。

タイトルは「その一言」。

その一言で 励まされ
その一言で 夢を持ち
その一言で 腹が立ち
その一言で がっかりし
その一言で 泣かされる
ほんのわずかな 一言が
不思議に 大きな力持つ
ほんの一寸の 一言で

「多分、これで合ってると思うんだけど・・・」と心配そうなので、念のためスマホで調べたところ、ありました。

作者は高橋系吾さんという方で、「道灌山学園」の学校の精神(←詳細はココをクリック)に出ていました。

日本には「言霊」という言葉があるとおり、言葉には魂が宿っています。

ほんのちょっとの、たった一言で、励まされることがあれば、激しく落ち込むこともあります。

安易に乱暴で汚い言葉を使っていると、その言葉を聞いた相手の心を蝕むことになりかねません。

相手の気持ちを挫くのではなく、前向きになれるような、そんな「一言」が言える人間になりたいと思います。

言葉の持つ力を改めて考えさせられた母との対話。

ここのところ英語ばっかり勉強してきましたが、日本語の良さも改めて。

とても心に響く素晴らしい詩。

自分の戒めとして、時々思い出したいと思います。

約2㎏の増量と幸せな気持ちで過ごした実家。

親友とラインをしていて、「今、実家に来てるんだよね」と送ると、「久しぶりの実家いいね!こんなこと書くとアホみたいだけど、ほんとお母さんは大好きだなー。って思う。笑。」って返信が。

激しく同感。

いくつになっても、お母さん大好き!

 

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“その一言” への2件の返信

  1. 素晴らしいお母様ですね!終活ノートの準備なんて。嫌な話ですが、認知症発症したら銀行なんて絶対預金下ろさせてくれませんからね。国がようやく動いて、下ろせる様になようですが、国は遅いっちゅうの。(本当に銀行って冷たいですよ、経験者ですから)一言の力、よくわかります。日本語って、本当に奥が深い。自分も改めて言葉について考えていきたいと思います。

    1. 10年前に父が多臓器不全で急死したので、それ以降、何があってもおかしくないと人生観が変わったようなのです。
      なので、かなり前からきっちり、しっかり、子供たちが困らないように細かいことまで記録を残してくれています。
      言葉の持つ力って本当に大きいですよね。一言で元気になったり、励まされたり。
      母に教えられた「その一言」。「声に出して読んでみて」と言われて、とてもいい詩だな~と感動。涙が出そうになりました。

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