たんぽぽの種

今年受けた人間ドックで、人生初の「要精密検査」の結果を受けてからの2ヵ月間、毎週のように病院で次々と検査を受けて「クロ」判定が出るまで、まさか自分が乳がんのことをブログに書くことになるとは思ってもいませんでした。

なので、当初はそれなりにショックを受けましたが、先生の説明と自分調べで、腫瘤がわずか5mmという小ささにも関わらず人間ドックで見つかったのが幸運だったとわかってきました。

欲を言うなら、昨年末に在宅勤務をしていた時に人間ドックを受けて、切除手術も昨年のうちに終えることができていれば職場に迷惑をかけることも少なかったのに・・・、と悔やんでいます。

ですが、ガン細胞の増殖スピードは人間の都合に合わせてくれませんので、昨年末に人間ドックを受けていたら、逆に小さ過ぎて見つからず、もしかしたら一年後、来年の人間ドックではすでにステージが進行している可能性だってゼロではありません。

それを考えるとゾクッとします。

調べてわかったことですが、乳がんはよく「たんぽぽの種」に例えられるそうです。

「タンポポの種は、風に吹かれて遠くの土地まで飛んでいき、発芽に適した場所で芽を出しますが、芽を出して花を咲かせるまではみつけることはできません。それと同じように乳がんと診断された時点ですでに微小転移が存在する場合があります」。

私の場合は、検査の結果、「転移がない」ことと、ごく「一般的なタイプ」ということが先日わかったばかり。

手術はこれからで日程も未定ですが、極めて初期の段階での治療になるのは人間ドックで見つけることができたお陰です。

コロナ感染の懸念から、健康診断の受診率が減っているというニュースを読んだばかりですが、乳がんに限らず、どんな病気も早期発見、早期治療が一番なのは言うまでもありません。

生まれつき健康な人ほど、人間ドックや健康診断をおろそかにしがちだと思いますが、病気が何も見つからなければそれに越したことはないのですから、検査だけは必ず受けて欲しいと思います。

 

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