手術日が決まらないわけ

愛犬のバブーではなく、飼い主の私の話です。

先日、医科大学附属病院で乳がんの手術前検査を受けた時に、担当医から「私のチームの手術の予定は毎週金曜日なので、手術は〇日、入院はその前日にしましょう」と言われ、「手術日程が正式に確定したら、お電話します」と看護師さんから説明を受けました。

てっきり今日、明日中にも連絡が来ると思っていたのに連絡が来ないので、正式決定はいつになるのかを電話して聞いたところ、返ってきた答えは、「遅くとも手術を予定している週の火曜日までにはご連絡できると思います」。

そんなギリギリだとは思ってもいなかったので、驚いて、「えっ!?、手術日の正式連絡が来るのは入院する日の2~3日前ってことですか?!」と聞くと、「そうなんです」。

「休みを取ることになるので、職場には早めに伝えないと・・・」と言うと、「そうですよね~」と理解は示してくれるものの、「手術日が前倒しになることはありませんし、後ろ倒しになる可能性も少ないので、90%以上はその日になると思っていただいて問題ないと思いますが・・・」、となんとも歯切れが悪い。

看護師さんも答えに困っているようなので、電話を終えて自分でググってみたところ、あるサイトに回答がありました。

「手術日の決定スケジュールはどこの病院でもこのスピード感なのか?」という私のような患者の問いに対し、医師を名乗る方が、「手術のスケジュールは概ね1週間分をまとめて提出する事になっているのが普通です。癌センター、一部の大学病院など技術の高い施設の多くはこのやり方です。症例数を増やし、病院の利益を確保する事で医療の質も維持できる、という当たり前の事が実践されている、という事です」と回答されていました。

なるほど!、それは納得。仕方ありません。

病院もビジネスですからね。

「貴方が入院の連絡が早くもらえる事を優先したいなら、残念ながら病院を変わるしかないでしょう。受ける医療の質を確保したいなら、現在の施設にかかったまま、仕事の都合をつける方がベターだと思います」。

そういうものなのだと今回はじめて知りました。

癌と診断されてからというもの、毎日が私の「知らない世界」で勉強になります。

 

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コメント

  1. 大病院あるあるですね。ここはじっと我慢の子なんでしょうかね。病院もコロナ禍で相当赤字だと聞きます。会社の都合も大変ですが、一生に何度もある事ではないので…でも前の週には教えて欲しいよね。これだから大学病院は面倒なんです。

    • 入院日が直前まで決まらないなんて驚きました。
      家族はもちろん、職場にも、「まだ確定ではない・・・」って必ず前置きして伝えなければならず。
      せめて一週間前には知って、週末に準備したいところです。

  2. こんにちは。
    夫は、昨年、別の手術をやっと受ける決心をしてくれて^^;、手術前検査のCT画像で大腸に腫瘍発見。内視鏡検査でポリープを複数個とってもらい、進行癌は、直ぐに手術となりました。こちらでは、国際癌センターと夫が受診した病院は、こちらでは癌の基幹病院だったのを、後で知りました。なんと、ステージ3でした。けれど、手術は無事受けて、治験にも協力したので、化学療法も3カ月間受けました。2月一杯で消化器外科の方は、これから経過をみていただいていく感じ。便通が大変そうですけど。。そして、3月に受けて欲しかった、別の手術を受けました。そっちは、見て貰っていたドクターが、癌センターに移動になり、代わりのドクターがイマイチ本気で向き合ってくれなくて、夫も私も悩み中です。
    私は、基本的には虚弱で腰痛持ちで、いつもどこかに問題を抱えていますが、病名がつく病気にはならなくて、これはこれで難儀なもんなんですよ。同じマンションの階下の一人暮らしの年上の女性が(ワンコと暮らしています)、3年前に乳がんの手術を受けていて、経験談を聞いたりしました。今は、お互いに励ましあっています。eri-ponさん、早期発見だったし、乗り切れます^^

    • lieさんのご主人、ステージ3だったんですね。それはご本人はもちろんご家族にもとても心配で大変な日々だと思います。
      病気になるとドクター頼みですから、信頼できるドクターにお願いできるのが一番ですよね。
      私も今、友人、知人の、ガン経験者から話を聞いたりしていますが、ガンを患ったことのある人が周囲に本当に多いことにびっくりしています。
      私よりも年齢がずっと若いのに、子宮や卵巣を摘出していたり、乳がんで全摘、再建手術を受けたという人も珍しくなく、闘っているサバイバーが多いことに改めて勇気づけられています。
      Lieさんをfacebookなどで拝見して、フランス人ぽくてお洒落で華奢で羨ましいな~、と思っていましたが、問題も抱えていらっしゃるんですね。
      私も頑張って乗り切らなければ!

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