とにかく身軽になりたくて、断捨離衝動に駆られています。
乳がんになった今、これから自分の身に一体何が起きるのか予想がつかず、がんとの長い闘いになるかもしれないという、ある意味「人生の転機」が訪れているからなのだと思います。
いてもたってもいられないような強烈な断捨離衝動が止まらないのです。
そんなわけで、先日、近所のセカンドストリートに古着を10着持ち込みました。
古着と言っても、おかしなものではありません。
大事に大事に取って置いたけれど、おそらくこのまま持っていても着る機会はなく、とはいえ、思い入れがあるだけに、ただの「燃やせるゴミ」として捨てるのはもったいないものばかり。
もし誰かが気に入って着てくれるなら・・・、という思いで持ち込みました。
そして、査定を待つこと20分。
買取価格は、まさかの220円でした。
「220円って。えっ!?」。
もう、無駄に服を買うのは絶対にやめましょー。
こんなことなら、洋服に費やしてきたお金で、家族のために1本でも多くの医療保険に入っていた方がよっぽどよかった・・・。
あるサイトによりますと、このような断捨離衝動は「人生の転機の予兆のサイン」なのだそうですが、言われなくてもわかります。
自分には似合わない、ということを教えてくれた洋服たちに感謝するようにと、こんまりさんはいいますが、こんなにバカバカしい思いは懲り懲りなので、これからはTシャツ1枚買うのにも慎重にならざるを得ません。
痛過ぎる教訓。
220円の「重み」・・・、いや、「軽さ」・・・を一生忘れません。
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コメント
220円!その値段に驚きですが、ゴミにするより、大好きだった服達が、また誰かに着てもらえる。そちらの気持ちの方が安心すると言うか、大切だと思います。こんまりさん(僕はあんまり好きじゃないけど…(笑))は、トキメキを大切に断捨離するといいと言ってますよね。だから、これからも、トキメキを感じたら買っちゃうのもいいと思いますよ。人生これから、トキメかないと勿体ないです。
おっしゃる通りですね!さすがATSUSHIさん。
いつも思いますが経験に裏打ちされた人生観が素晴らしい。
ゴミとして捨ててしまうのはどうしても忍びなかった洋服ばかりだったので、買い取ってもらえたのは良かったですが、その金額がこれっぽっちとは。
諦めもつきましたが、誰かのもとに行って、もう一度着てもらえたら嬉しいな~と思います。