入院5日目、手術から4日目の今日、退院しました。
昨夜、「今夜はゆっくり眠れそう」と、ブログを締めくくったのですが、実はゆっくり眠れませんでした。
夜9時の消灯後、なかなか寝付けずにいたところ、隣のベッドの方の機械のピロピロ電子音が鳴り響きました。
恐らくは点滴か何かのアラーム。
看護師さんが懐中電灯を持ってすぐに駆け付けて処置しているときに時間を確認したところ、午前1時。
それからはまったく眠れず。
ひたすらYouTubeで城達也さんのジェットストリームとユーミン、宇多田ヒカルのアルバムを聴きながら、ほぼ朝まで過ごしました。
退院が嬉しいはずなのに、なかなか眠れなかったのは、今後のことを考えてしまっていたからなのだと思います。
乳がんだけに限りませんが、がんの場合、手術が終わって退院したらすべてが「終わり」ではないのです。
手術で採取した病理検査の結果こそが運命の分かれ目。
治療方法は病理検査結果で分かるがんの性格やタイプ次第なのであって、それが分かるのは約1か月後。
経験者は検査結果を待つ間が一番つらいと言います。
結果が判明するまで安心できませんが、とはいえ、自分に今できることも何もありません。
できるとしたら、起きてしまったことは変えようがないという事実を受け入れる「覚悟」だけ。
「変えられないものを受け入れる心の静けさと、 変えられるものを変える勇気と、 その両者を見分ける賢さを与えてください」(アメリカの神学者、「ニーバーの祈り」)。
どうすれば、一か月後までに冷静さと勇気と賢さを得ることができるのか・・・。
そんなことを考えはじめたのが不眠のはじまり。
今日は5日ぶりの自分のベッド!
今夜は何もかも忘れましょー。
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