去年2月、他の病気で受けていた定期検査でバブーの肺に約2cmの腫瘍が見つかりました。
その時のことは、「良くない結果」。
悪性だとわかり、肺の半分を切除する手術を受けた後、約1年にわたり抗がん剤治療を受けて、今は投薬治療のみになりましたが、抗がん剤治療を始める時、「抗がん剤治療をどうしますか?」と先生に聞かれ、とにかく助けたい一心で「もちろんお願いします」と即答したことを覚えています。
今思えば、ちゃんと考えもしないで即答したことを反省していますが、抗がん剤治療の体への負担はとても重く、バブーの体は明らかに弱っていきました。
食欲がないのでやせ細り、表情もうつろで、見ているのも痛々しいほど。
笑顔も激減しました。
そんな1年間のつらい治療を乗り越えて、今日はたくさん笑顔を見せてくれたので、本当に幸せな気持ちになりました。
お友達わんこの中にも、がんになっている子は複数いるのですが、飼い主さんが体への負担を考えて「抗がん剤治療」を選ばないケースも多いようです。
明日はバブーの定期検査。
今月末に15歳になる愛犬にがんの再発が見つかった時どうするか?
穏やかな表情でニコニコ笑うバブーを見ながら、とても複雑な気持ちになりました。
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コメント
今の笑顔を見たら抗がん剤治療の頃が嘘のようですね。
抗がん剤、放射線、高度医療、選択肢はたくさんありますが、まずは本人のQOLですよね。
今を生きているのですから、何があっても飼い主が側でニコニコしているのが一番な気もします。(それが一番難しい❕)
本人は将来の展望では生きていませんからね。
考え始めると頭がガチガチになってしまいます。16歳持病ありの飼い主としては。
そして今をおろそかにして自省する、の繰り返しです。
バブーの肺がんが見つかった時は、ただ戸惑うばかりで、今思えば私も勉強不足でした。
先生から「抗がん剤治療どうしますか?」と聞かれた時も、治療代が高くなるということを意味しているのだとばっかり。
もちろんその意味合いもあると思いますが、13歳という年齢、QOLを考えての質問だったのだと思います。
愛犬の病気と治療、本犬にとって何が一番いいのか、これからますます考えさせられますね。