札幌でコロナの感染が拡大した去年の3月頃から、主に夫が毎日バブーのお散歩をしています。
犬を飼いたいと熱望したのは私なので、バブーを我が家に迎え入れてからずっと、お散歩は主に私が担当していました。
お散歩の時間帯は大体決まっているので、次第に近所の人たちと顔見知りになって、愛犬家同志はすぐに意気投合。
お互いの家を行き来したり、動物病院や愛犬と一緒に行くことができるカフェの情報交換をしたりして、お散歩コミュニティを存分に楽しんできました。
それが今度は夫・ポールの番になり、外国人なので、ちゃんと近所でお散歩コミュニティを作ることができるかな、と思っていたのですが、まったく心配いりませんでしたね。
普段の挨拶はもちろん、中には英語で話しかけてくれる人もいるようです。
今日は、公園で会った親子のお父さんに「どこの出身ですか?」と英語で話しかけられて、ひとしきり英語での会話を楽しんだようで、「セブ島に留学していた人に会って、英語でいろいろ話をしたんだよ」と嬉しそうに報告してくれました。
外国人だと、どうしても警戒されてしまいますが、この1年で夫のお散歩コミュニティがどんどん広がっているようで、ご近所の人たちから声を掛けてもらうたびに、本人はとっても喜んで毎回私に報告してくれるんです。
声掛けといえば、購読している新聞の地元ローカル版に「防犯情報」が出ていて、欠かさずチェックしているのですが、先日出ていたのは、「児童に声をかける」というもので、「下校途中の児童が、女に「家はどこなの?」と声をかけられました。女は70~80代ぐらい、身長150㎝ぐらい、瘦せ型~、茶の帽子をかぶっていました」などと記載されていました。
記事を読んで、こんなことでも不審者扱いされてしまうんだと驚きました。
これって、ただの優しい女性なんじゃないんですか!?
小柄なおばあちゃんの児童への声掛けの危険性はどこに!?
想像するに、同じ年くらいの孫を持つおばあちゃんが、一人で寂しそうに歩いている児童を見かけて、迷子になっているのではないかと心配して優しく声を掛けたとしか思えないわけですよ。
こんな記事を目にしてしまったら、児童への声掛けなんて、できませんよね。
本当に困っている子がいても、見て見ぬふりをする社会になりそうで、逆にゾクッとしました。
そんな私の感覚がおかしいのかな、って、なんだかよくわからなくなってきました。
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コメント
「知らない人についていってはいけない」は遥か昔。
今では、知っている人でもだめですね、予定外の行動は。
変だと思ったら軽く挨拶して、人生経験総動員して判断。
そうしないと、本当に自分が怪しい人にされてしまいます(笑)
個人情報聞いちゃダメ(笑)
相手が子供であっても、個人情報と思われるようなことは問いかけちゃダメ!ってことですよね。
良かれと思った声掛けで、不審者扱いされてはたまったものではありません。
人生経験総動員して判断を常に心がけます。