放射線治療のマーキング

来週から始まる放射線治療計画に必要なCT検査を受けるために、医大病院に行ってきました。

CT検査室では、放射線科の初診の時に問診をしてくれた好青年が「こんにちは!」と爽やかな笑顔で登場。

前回は「控え」っぽい雰囲気だったので、アシスタントの男性看護師だと勝手に思っていましたが、今回は周囲の人たちから「先生」と呼ばれていたので、放射線科の若手医師だとはじめてわかりました。

「今日は暖かいですよね~。でも、昨日は寒かったので、うちではヒーターを入れましたよ」、なんて他愛のない会話で、ナーバスになっている私の気持ちを和らげようとしてくれて、本物のナイスガイ。

そして、そのナイスガイが、放射線を照射する位置を決めて、紫色のマーカーで十字の印を3ヵ所描いてくれました。

ちょっとくすぐったい感じ。

それはさておき、問題はココからです。

この印、今後の治療のために、絶対に消してはならないそうなのです。

「普段どおりの生活をしていたら必ず消えてしまうものなので、治療中は注意してくださいね」と看護師さん。

汗をかいたり、衣服と擦れて消えてしまいそうになったら、すぐに病院に行って描き足してもらう必要があるそうで、消えそうだからと自分で描き足したりするのはNG。

万一消えてしまったら、またCT検査からやり直し。

これは私にとっては一大事。

治療が続く1ヵ月の間、シャワーはオッケーですが、バスタブにつかっての半身浴はもってのほか。

至福のひと時が奪われます。

ホルモン剤も併用しているので、更年期に似た症状が出て、ぶわーっと汗が急に噴き出してくることがありますが、すぐに汗を拭きとり、マーカーが消えないようにドライな状態にしておかなければなりません。

マーカーが衣服につくので、ダークカラーが必須で、お洒落着は不可。

生活に支障ありまくりです。

でも、治療のために必要なプロセスですから、文句は言えません。

多少汗臭くても、お洒落ができなくても、体に描かれたマーカーを守ることが最優先課題。

毎日お風呂に入れることや、お洒落ができるのは、若くて健康だからこそ。

そんなことを改めて思う6月のスタートです。

 

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コメント

  1. ある意味、cool で dry な 黒系タンクトップを
    おしゃれに着こなしていれば良いという事ですね♪
    (ボートネック的な)
    お似合いになりそうです。

    • もともと黒系の服が多いので、そろそろ明るい服が着たいな~と思っていたところにコレです。
      札幌も急激に暑くなりそうな天気予報を見て、ビクビクしていますが黒系タンクトップで乗り切ります!

  2. それは大変ですね!お風呂に入れないなんて。でも、まだ札幌で良かったかも。こちらはこれから梅雨の季節で蒸し暑くなります。こちらの患者さんよりは、気候的には恵まれているのでは?

    • 看護師さんが、夏場の治療は大変なんです、と言ってました。
      とはいえ、じゃあ冬まで待ちますとも言えないわけで、季節は選べませんからね~。
      北海道の患者さんは、東京の患者さんよりは断然恵まれています。それは間違いない。
      東京なら、病院に行くまでの間に、マーカーが全部汗で消えてしまいそうです。

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