母の心配

先日、夫がひとりで実家の母のパソコンを修理しに行ったとき、ひと仕事を終えて、タクシーを呼んで帰ろうとすると、母が我が家の住所を漢字で書いたメモを夫に渡したそうです。

「タクシーの運転手さんに渡してね」、という意味で。

夫は外国人ではありますが、日本に住みはじめて20年以上、日本語も話せますし、今の住所で10年以上生活しています。

「ママ、自分の住所、わかる。心配しないで!」とメモを断って帰ってきたけど、ママは今も自分(=夫)がひとりでちゃんと家に帰ることができるか心配なんだね~、と笑って話してくれました。

そんな折、いつも欠かさずチェックしている地元紙の防犯情報に見慣れた住所が。

「声がけ」、「つきまとい」、「ひったくり」などの防犯情報が毎日4~5件出ているのですが、見慣れた住所で起きたのは、「不審者(男性)が女性の体に触る痴漢行為」。

日時や不審者の特徴も出ています。

小中学生の一男一女を育てる知人の住所に近いのでは?と思って、年賀状をチェックすると、まったく同じ住所。

記事の写メを取って、「同じ住所だよ!気を付けて」とメッセージを送ると、すぐに返信が。

「良かった。うちの息子、その時間、家にいたわ」。

私が心配したのは、「触られる側」になる可能性のある知人と娘さんのこと。

なのに、知人が心配したのは、「触る側」になる可能性のある息子さんのこと。

思わず、「そっち?!」と返信すると、

「だって、そろそろ女性の体に興味を持つ年頃だもん・・・」。

母の心配は海より深い。

 

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