イギリスの義母

夫の母、イギリスにいる84歳になる義母が股関節の手術を受けることになりました。

もともと片足は人工股関節なのですが、今回の手術で両足とも人工股関節になります。

手術前夜、義母から電話があり、夫が30分程話をして電話を切ったのですが、義母がなんだか妙にハイテンションだったと心配していました。

というのも、電話で二人が話すのは月に1回ペースなのですが、いつもはお互いそれほど話題もないようで通話時間も短く、安否確認程度なのです。

母親と息子ってこんな淡泊なものなのかな~といつも思っておりました。

なのに、今回は義母が、「夫が子供の頃の思い出話」をはじめたそうで、そのことが夫を不安にさせたようなのです。

「今回の手術で自分が死ぬかもしれないと思っているから、あんな話をはじめたんじゃないか」と疑心暗鬼に陥っているようです。

誰しも手術前は精神的に不安定になるもの。

100%成功の手術なんてありませんからね。

どんな手術にも「万一」は付き物。

とはいえ、イギリスと日本の距離が疑心暗鬼を増大させるのですよね。

ただでさえ遠いのに、今はコロナ禍ゆえ、たとえば明日すぐに日本を出発したとしても、イギリスに着いてから空港で隔離され、故郷にはすぐに辿り着けないかもしれません。

夫の不安を思うと、なんと言葉をかけていいものか悩みます。

無事に退院して、電話でまた昔話ができることを願っています。

 

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コメント

  1. 84歳で人口股関節の手術!
    素晴らしいですね。
    一度目の結果が良かったのでしょうね。 
    それだけのチャレンジ精神をお持ちなら、大丈夫です♪
    (私事ですが、去年股関節臼蓋形成不全といわれ、最終的には手術ですが、回避もしくは遅延の為、恥ずかしながら(笑)整骨院通いをしています。)

    • 夫の母、足腰は弱いのですが、元気なんです。
      よりアクティブに行動してくて手術を決断したのだと思います。
      チョビマロ母さん、整骨院通いをされているんですね。
      最終的には手術ですか・・・。
      回避、もしくは遅延のため・・・、お気持ちお察しいたします。

  2. 母親と息子の会話は淡白ですよ。ポールと一緒、万国共通なんですかね。でも、思いは伝わっているのです。お母様も、心細いところに息子のポールからの電話で、嬉しくて気分も高揚して
    長くなったのではないでしょうか。手術を受けたばかりのえり子さんには、その気持ち分かるのでは?

    • もちろんわかります。その通りです。
      私も手術前はやっぱりいつもとは違ってハイでした。
      なので、みんな手術前は同じでしょ・・・と言ったのですがね。

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