デリカシーとモラル

人づきあいをするうえで、一番苦手なタイプは「デリカシーがない人」です。

「デリカシーがない」どころではなく、「モラルがない人」はもっと苦手ですが、幸いなことに、実生活でそういう人に出会うことは滅多にありません。

・・・がしかし、オリンピック前後、テレビの世界ではモラルがない人がたくさんいましたね~。

すでに過去の人になってしまった面々はさておき、

目を疑ってしまったのが、「メダルかじり」おじさん。

選手が苦労して手に入れた大切な大切なメダルを自分の口に・・・。

あんなこと、します!?

市長という立場の方ですよ?

「気持ち悪っ!!」。

選手やメディアが、あのパフォーマンスを見て喜ぶとでも思ったのですかね。

なんで、そういう思考になるんですかね?

まったくもって理解不能です。

そして、超有名な「ご意見番」某氏の女子ボクシングコメント。

先週、日曜の朝、本人がどんな直接謝罪をするかと待っていたら、なんと謝罪文を読み上げたのは、番組の司会者でもない、アシスタントの女子アナウンサー。

ご意見番がすぐそばで、同じ画面に出ているのに、ですよ。

彼女が「ご意見番」の謝罪文を読み上げる必要性がどこに???

いろいろおかしい・・・。おかし過ぎる。

誰も止めなかったの?

番組制作陣に女性はいなかったの?

彼女に読ませることに反対の声はなかったの?

当の本人は司会者から促されてようやく、「言い方を間違えて反省しています。以後気をつけます」、って、たったそれだけですよ。

なぬーーーー(怒)!!!

言い方を間違えたのではなく、言葉にしてはいけない本心を口にしてしまったわけで、謝罪すべきは「言い方」ではなく「考え方」でしょー。

真摯に反省するわけでもなく、自分の謝罪を女子アナウンサーに代読させるとはいったい何事・・・。

「昭和」に持てはやされた「大物」のモラルのなさが、「平成」を過ぎ、「令和」で次々と露呈。

私のような「昭和」世代は、「昭和」世代についつい忖度してしまうんですよね。

なので、なんとなく周囲の人たちの気持ちがわかる気がします。

でも、本人のためを思うなら、もう忖度するのはやめましょー。

デリカシーとモラル、他者へのリスペクト。

昭和世代に欠けていたもの、スルーされてきた負の遺産。

2020東京五輪前と五輪後、大きく変わったのは、この部分だったと後でわかることになりそうな気がしています。

 

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コメント

  1. メダル噛りで3ヶ月減俸でしたか?
    恥をさらしながら居座るのでしょうか。 
    (そもそも、純金かどうかの確認パフォーマンス、要りませんけどね)

    そしてご意見番、この言葉自体化石ですよね。
    グダグダの謝罪、公共の電波に乗せる許可出したテレビ局の面々も、同罪です。

    • もうどちらも本当に恥ずかしい・・・。
      こんなことより大事なニュースは世の中にたくさんあるのに。
      グダグダすぎる謝罪で再炎上。
      昭和の化石、情けないですね。

  2. これが戦後高度成長期に育った人達の末路なのかなと思います。同じ男として本当に恥ずかしいです。タレントの山田邦子さんが言っていましたが、「歳を取ったら好きな人達と楽しく生きて行けばいい。嫌な人、面倒な人からは距離を置いていいんじゃないかな」なんかすごい納得しました。日々平穏に生きるヒントをもらった気がしました。だから、サンデーモーニングを見るの数年前に辞めました(笑)

    • 我ら年代、ストレスは最大の敵ですからね。
      私も山田邦子さんの意見に激しく同意。
      自分がどうして非難されているかもわからずきょとん顔の昭和の化石の失態を見るにつけ、「晩節を汚さないで」と祈るような気持ちになります。

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