FIREってなんだ!?

先日、久しぶりにリアル書店に行って、店内をぶらぶら歩いてみていたら、やたら「FIRE・・・」という書籍のタイトルが目について驚きました。

急上昇中のトレンドワード「FIRE」、知ってます!?

定年まであと1桁になって、定年後を見据えて「今からどう準備するか」がその日の本探しのテーマだったので、そういうコーナーを歩いていたからなのですが・・・。

トレンドワード「FIRE」、アメリカ発の「Financial Independence・ Retire Early =(経済的自立・早期退職)」っていう意味なんですって。

ビジネスで「FIRE」と言えば、今までは逆に「解雇される」っていう意味で捉えていましたが、自由を得るために経済的に自立して、自ら会社を離れるという意味のようです。

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ルールは2つ。

退職までに「1億円を貯めることと、それを元手に働かずに年4%の収益を得ること」。

早期退職という以上は40歳がターゲットなわけですが、40歳までに1億円貯めることができるサラリーマンなんて、世の中にいるんですかね!?

もともと親が資産家だったり、投資が趣味だったりする人で、その中でも特にラッキーな人だけなのでは!?

私は今51歳ですけどね、これから相当意識して貯蓄と投資に励んだとしても60歳までに1億円貯めることなんて夢のまた夢。

そんな折、サントリーHDの社長が、「新型コロナウイルス感染拡大が収束した後の日本経済の活性化策について「45歳定年制を敷き、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」と述べ、SNS(ネット交流サービス)上で波紋を広げている」(←詳細はココ)というニュースが飛び込んできました。

45歳以上は会社に頼るなということですか・・・。

今すぐにではないまでも、終身雇用や年功序列型賃金制度のような日本型の制度は今後勢いを増してどんどん崩れていくでしょう。

そんな時、常に社会のお荷物としてターゲットになるわれらバブル世代。

若い頃は「24時間働ける社員」としてもてはやされ、今は「時代に合わないお荷物社員」として疎まれる・・・。

「時代は変わった」の一言では整理がつかないようないろんな思いが交錯しています。

 

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コメント

  1. 日本人の、直輸入の悪い癖ですね。
    FIRE、それなら、大学などの教育体制、就業体制、会社の評価システム、全て丸抱えで輸入しなければ。
    何を夢物語を(笑)と思ってしまいます。

    • ですよね~。
      FIREの2つのルールを自力で実践できる人、どれだけ日本にいるのかなー、と。
      完全な夢物語です。

  2. サントリーの社長の記事には憤りを感じました。自分は45歳以上で大金貰ってるくせに。これからは、少子化で雇用問題大変です。これからはいかに50歳以上を活用するか考える企業が増えると思います。それと早期退職の話も知ってますが、「1億円貯める」や「老後2,000万円問題」もそうですが、そういう発想ではなくて、「いかにお金を使わない生活スタイルを確立するかが大切」と、あるお金持ちが語ってましたよ。観点が違うんですよ、本当のお金持ちは。

    • サントリー社長の記事、私の周囲でもかなりざわついていました。
      若い方なのかと思ったらそうではなく、敏腕経営者として有名な方なのですね。
      「いかにお金を使わない生活スタイルを確立するかが大切」、おっしゃる通り。
      しっかりと意識して過ごさなくては!

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