バブーではなく私の話です。
今日は乳がんの手術後、放射線治療を終えてから3ヵ月目の主治医の診察の日でした。
6~7月にかけて土日を除き16日間、毎日連続で医大病院に通っていたあの頃。
早いものであれからもう3ヵ月。
夏が秋になりました。
「放射線治療の照射中および照射後から遅くても2、3ヶ月以内に現れてくるもの=副作用」を「急性(急性期)障害」と言い、代表的なものとして「疲労、倦怠感、発熱、食欲不振、吐き気」があるそうですが、私の場合はいつもと変わらず、幸いなことに深刻な副作用は一切ありませんでした。
放射線治療直後は酷い日焼け跡のように照射位置の皮膚がカサカサ、真っ黒になって、これが治るには数年かかるなーと思っていたのですが、想像以上に早く再生。
素人判断ですが、あと半年もすれば、見た目には手術跡も放射線治療跡もほとんどわからなくなりそうです。
人間の治癒能力、再生能力って凄いんだなー、とつくづく。
とはいえ、放射線治療から時間が経った後の、「晩期の副作用」として一番怖いのが「発がん」です。
「放射線はがんを治す力ばかりではなく、がんをつくり出してしまう力もある。放射線が照射された部位からがんができる確率は、照射していない場合に比べて高いとされる」。
怖いのはコレです。
でもでも、幸いなことにそれは「非常に低い確率」なんだそうです。
しかしですよ・・・、万一、その「非常に低い確率」に選ばれてしまったら・・・。
そう考えると落ち込むので考えないようにしています。
次回の放射線治療の診察は3ヵ月後の来年1月。
主治医が「あと1回だけ診察に来てくださいね」と言っていたので、何も問題がなければ次回が最後の診察になるはず。
これとは別に今月末に乳腺外科の診察もあり、大学病院で「科」をまたいでしっかり経過観察をしてもらえるので安心ですが、がん治療って「患部を切って、取って、終わり」ではなく、完治と言えるまでに相当な時間がかかることを再認識しています。
言うまでもないことですが、「若さと健康」は何物にも代えがたい「宝」!
失ってはじめて気づくもの。
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コメント
心配して過ごしても何も変わらないのなら、根拠の無い自信(笑)と共に過ごした方が
良いですよね。
ステージ1ならそれこそ「患部を切って、取って、終わり」と思っていましたが、万全を期すのですね。
貴重な体験談をありがとうございます。
写真は銀杏でしょうか?
見た目かわいいですが、毎年匂いにやられます。
家の周り、街路樹がイチョウなんです。今年は実が付かない事を祈ります。
おっしゃるとおり。心配したところでどうにもならないんですよね。
対策ができるならともかく、なるようにしかならない→考えても無駄。
乳がんは付き合いが長いんですよ。他のがんは5年再発がなければ完治と言えるそうですが、乳がんは10年。
写真は銀杏ですね。
近所の子供たちがおままごとでもしていたのか、キレイに集められていたので思わずパチリ。
匂いには、やられますね。
私の親友も3年前に乳癌に罹患し、今もサバイバーとして戦っています。
再発の不安を抱え辛いはずですが、決して弱音を吐かないんです。弱音を吐いたら戦えないからと。
中学一年からの付き合いでこれからも一緒に年を重ねて行きたい大切な存在。
自分にできることは彼女の話をじっくり聞いてあげることくらいです。
eri-ponさんも不安な時はブログで気持ちを吐き出してくださいね。
乳がんサバイバーのお友達がいらっしゃるんですね。
私も自分が罹患してわかったのですが、実は本当に多いです、乳がん。
でも、女性特有の疾患なだけに、言いたくなくて、心配かけたくなくて、言わない人も多いみたいですね。
私はこのブログで思いっきり吐き出すことに決めました。
再発がなければ完治と言える10年後に、あの時、こんなこと考えてたんだ・・・って思えるように備忘録として。
放射線治療の影響は気になるところですが、一部なので多分安心でしょう。以前もお話したかもしれませんが、健康診断で気軽に受けるバリューム検査。あの放射線被曝は結構なものらしいですよ。僕らが知らないだけで、危険な物は結構世の中にあるのかも知れません。タバコやアルコール摂取も健康を害しますからね。ポールもタバコ止めるべし。
ポールに「タバコ、即刻止めるべし」って言ってあげてください!!!
食事は結構気を使っていて、特に塩分には注意しているのに、タバコだけは止めません。
むしろ増えてるような気がします。
人間ドックでも、レントゲンは体に悪いと言って2年に1回しか受けず。
タバコの方がよっぽど問題なんじゃない?!、っていつも思います。
夫婦喧嘩は嫌なので、本人に任せていますが・・・。