自己啓発本のタイトルみたいですが、「好きなことを諦めない」というのは、人生100年時代の半分を生きてきた今になっても、とても大切なことだと思います。
今日は所属している通訳研究グループの講演会に行ってきました。
リモートでしたが、メイン・スピーカーは通訳界のレジェンド、長井鞠子さん。
現在78歳で、ご本人曰く「後期高齢者」ですが、今も英語通訳者のトップに君臨。
今年の東京オリンピックでも、IOCバッハ会長の通訳としてたびたびメディアでお見掛けしていました。
数年前に行ったことのある、映画字幕翻訳業界のレジェンド・戸田奈津子さんの講演会でも同じことを思いましたが、頭脳明晰でトークがとにかく早い、早い。
着いていけないくらいの弾丸トーク!
頭の回転の速さそのものなのでしょうね。
キレイな日本語で、滑舌もよく、淀みなし。
凄かったです。
これまで日本で開催されたオリンピックすべてに通訳という立場で関わっている方なので、興味深い裏話をたくさん披露してくれて、最初から最後までまったく飽きることのない、素晴らしい講演でした。
長井さんが強調していたのが、「好きなことを諦めない」ということです。
好きなことだから続けられる、とも言えます。
自分の好きなことが仕事になって、それがお金になって、かつ世のため、人のためになるなら最高でしょう、と。
それを体現しているからこそ、78歳の今も元気ハツラツなのでしょう。
60歳の定年まで健康で仕事ができるかどうかすら雲行きが怪しくなってきて心身ともに揺らぎ始めた時だったので、目が覚めました。
英語は下手の横好きです。
同時通訳に憧れていましたが、通訳学校に通って、その才能がないこともわかりました。
今年はいろいろあって、英語とは距離を置く「日本年」にしました。
でもまた勉強したくなってきました。
70歳、80歳になっても雇用してくれる企業は稀ですが、フリーになって70歳、80歳まで自分の好きなことで仕事ができたら、人生最高ですよね。
そんなことを思った充実の講演会でした。
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コメント
好きなことを諦めない!!
そのバイタリティーは、イコールそれほど好きなことを見つけられる!持てる!
という事ではないでしょうか。
そこまで行き着けないのが私の凡人たる所以かもしれません。
レジェンドは、「好きなことがお金になれば最高」という文脈で話していましたが、私の場合は、好きなことはお金にならなくてもいいんです。
それが人生のモチベーションになるなら、そういうものに出会えたことがラッキーだと。
そんなことを改めて思いました。
初めまして。ブログ村からお邪魔しました。
好きな事、天職と思っていた仕事諦めてから人生が迷路に突入しました。苦笑
業界の法律が変わったこととビジネスパートナーだった方が脳内出血で倒れて半身麻痺になったことが重なって、大好きだった仕事を諦めざるを得なくなり廃業しましたが、その後、自分に合った仕事を見つけられない苦悩に肉体迄が抵抗し始め、人生が堂々巡りしております。笑
法律などの縛りによって好きなことを諦めなくてはならなくなるという大きな制限がかからない限りは、続ける続けないは自分次第で何とでもなります。
「好きなことを諦めない」
諦めるしかなかった自分のその後の迷走を観ても
この言葉の重要性を強く感じます。
「好きなことを諦めない」
そして多くの方が
「諦めなくても良いlucky」の中にいらっしゃれることを
お祈りします。
好きな事、天職と思っていた仕事を諦めざるを得ない、大変なご経験をされたんですね。
気力、体力、条件が整っていて、「好きなことを諦めない」という選択肢が他にも残されているならラッキー。
そう思わなければいけませんね。
通訳の方は存じ上げないのですが、戸田奈津子さんの字幕解釈は好きです。通訳の人は頭を使うからハツラツとしているのですよね。先日、TVの故障で日本のニュースが突然二か国放送の英語になりました。でも、その時、久しぶりに聴いた英語、やっぱりいいなあと思いました。えり子さんも大好きなら英語再開したらいいと思います。諦める必要なんてないですよ。応援してます。さて、自分は何を始めようかな?韓流ドラマ解説者にでもなりますか(笑)
今年は英語を忘れて、「リトリート」!
これまでずっと英語学習に追われていたので、日本語だけで生活できるって、最高♪と思っている一年です。
でも、やっぱり、根っからの「語学好き」なようでして、英語熱が再燃してきました。
クラスメイトたちの活躍も羨ましく、来年からまた再開しようと思っています。