家に帰ると電気がついている幸せ

夫が痙攣発作を起こしてから2週間以上が経過。

あの時の恐怖の瞬間は夫が死ぬことをはじめて意識しましたが、その後は体調不良も痙攣もなく順調に回復して普通の生活が戻ってきました。

夫はコロナ前からずっと在宅勤務(家が仕事場)なので、私が仕事を終えて帰宅する時、少し遠くから2階のリビングの窓に電気がついているのが見えると「良かった。今日も無事だった」とほっとして家のドアを開けます。

そして、リビングに行くと、夫が「おかえり~♪」と言って笑顔で迎えてくれて、足腰も弱くなってきたバブーが喜んで駆け寄ってきてくれることが何よりの幸せです。

わんこの平均寿命を考えると、そう遠くない将来、バブーが駆け寄ってきてくれることはなくなるでしょう。

心臓に持病を抱えて、満身創痍の夫だって、いつまで元気でいてくれるか・・・。

万一、夫が重病になって入院が必要になったら、日本ではなくイギリスで過ごすことを選ぶでしょう。

そもそも私だって、いつまで健康でいられるか。

家族ユニットで「晩秋」を迎えている気配の我が家。

先のことはわからないけれど、「家に帰るのがつらい」と思う日が、まだまだ遠い先になることを日々願っています。

電気がついている家に帰ることができるって、ささやかだけど、とても貴重でありがたく、幸せなことだと思います。

 

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コメント

  1. eri-ponさんの記事を読んでから、夫婦がいつまでも元気でいられる保障なんてないんだと改めて思いました。
    うるさいと思っていた夫のいびきも異常で無い限りは元気な証と目をつぶらなくちゃ。
    それにしても、万が一重病で入院することになったらとか、パートナーを思うが故に悩むことは多いですね。
    でも、eri-ponさんはポールさんにとって何がベストか常に考えて行動しているのがすごいです。
    縁あって結ばれた人と末長く笑顔で寄り添えますようにと願っています。

    • ありがとうございます。
      今年は本当にいろいろなことが起きて、いつまでも今の生活ができるわけじゃないだな、と。
      当たり前といえば当たり前なのですが、やっぱり不安ですよね。
      国際結婚なので、こんな時はどうしたら?といろいろ思い悩むことはありますが、結局のところは、何かが起きた時点で最善の策を取るしかなく、とはいえ、慌ててパニックにならないように、頭の中でシミュレーションしています。
      いちご大福さんご夫婦も末永く笑顔で過ごせますように。

  2. 何かあった時、本当に些細な事を後悔してしまいます。
    晩秋の人生、ほんの小さな事も、後回しはダメだな、と感じます。
    まぁ、これも喉元通ればナンとやらの繰り返しになってしまっていますが。

    • 喉元過ぎればナンとやらの繰り返し。おっしゃる通り。
      思えば、数年前にも同じように夫が体調不良で病院通いばっかりしていたことがありました。
      また2~3年後に起こりそうな・・・。人生いろいろ。

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