忘却力

週末、仲良しの女子友Kさんとランチをしました。

Kさんのイメージは気鋭の女性作家さん。

知的で教養があって、とにかく博識。

話がどっちの方向に行ってもちゃんとキャッチして、かつ10倍返しで発展させながら打ち返してくれるので、約6時間ぶっ通しでおしゃべり。

「女って本当によくそんなにしゃべることがあるよな・・・」って、母と3姉妹がリビングに集まっておしゃべりしている横で、亡き父がよく、今なら問題になるような発言をしていましたが、実際そうなんです。

しゃべることはたくさんあるんです。

でもですね、「あれ、なんだっけ!?」がお互いとても増えてきました。

「あれ、あの女優さん、名前なんだっけ!?」。

「ほら、あの人いたでしょ、誰だっけ!?」。

「あの映画、面白かったけど、タイトル何だっけ!?」。

そんな感じで会話が進みます。

それより何より、まず、久しぶりに会って、レストランの席に着いた瞬間に、「実は家を出る直前にスープを温め直したんだけど、火を止めた記憶がないんだよね・・・。どうしよう」、とKさん。

旦那さんの携帯に電話してもつながらず、家の固定電話にコール。

「万一、火事になって家が燃えてたら、電話がつながらないはずだから・・・」、がその理由。

それから一時間以上が経過して、火を消し忘れていたなら、今頃は家が激しく燃え盛ってますよね・・・、って時になってようやく旦那さんと電話がつながったのですが、「ちゃんと火は止められていたよ」。

先日の「酉年会」でも、名前が出てこなくて、「あれ」と「あれね」で会話することが増えていました。

「忘れすぎ~!」って大笑いしながら、それでも会話が続く凄さ。

無意識だけど、ちゃんと理解しているのですよ。

無意識だけど、ちゃんとやっているのですよ。

でも、そのことを忘れちゃうの。

まとめると、50代の忘却力、なめんなよ!ってことです。

 

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コメント

  1. 同感です!
    (以下省略)

    • 名前が本当に出てこない・・・。
      無理にでも思い出さないと脳細胞が死ぬ、と脅されて頑張ってはいますが、思い出すのを諦めてスマホでチェックすることが多々。

  2. 分かります、出がけに何度も火の元確認したのに、出先で不安になること。でも、9割方消してあるんですよね。鍵の確認とか、何度もします。強迫性障害という心の病がかるのですが、潔癖症とか、確認症とか、強迫観念が度を超えて生活に支障を来たすと病気となります。そこまでは行かないけど、2階に用事があって、上がると忘れて、降りたら思い出す。そんな忘却の毎日です(笑)

    • 我が家は普段ポールがずっと家にいるので安心なのですが、普段気にしていない分、ポールがイギリスに長期帰国しているときは疲弊してしまいます。
      家を出てすぐに戻ってもう一度確認したり。会社に着いてから、暖房消したかな・・・、って不安になったり。
      ほとんどの場合は取り越し苦労なわけで、アラフィフならずとも「あるある」ですよね。
      私も忘却の世界に住んでいるので、何かやろうと思った時は後回しにせずにすぐにやるように心がけています。

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