クリスマス前のこのシーズンは毎年とても気が重いです。
なぜなら、プレゼント選びが苦手だから・・・。
イギリスにいる80代の義母に何かクリスマス・プレゼントを贈りたいと本気で思っているのですが、「これ」というものが見つからないままに時間だけが過ぎて行き、ストレスがたまります。
欧米ならかなりの数の相手にプレゼントを選ぶ必要があるんでしょうけれど、私の場合は贈る相手がたったひとりなのに、このザマです。
イギリスに住んでなくて良かった・・・、っていつも思います。
イギリスに住んでて、周りにいる友人・知人・親戚のみんなにプレゼント選びが必要なんてことになってたら、もう無理。
きっとこの時期は発狂してますね。
プレゼント選びが面倒臭いわけではまったくないんです。
買うとしても常識的な範囲のものですから、出費が・・・、なんてことも思いません。
ただただプレゼントを喜んでもらいたいので、「喜んでくれるかな~。でも、こんなのもらってもきっと嬉しくないよな~」などと考え始めると、悩み過ぎて決められないのです。
とはいえ、配送期間を考えるとタイムリミットが迫ってきたので、今年は「スマホ対応の、ワイン色のファー付き手袋」を贈ることにしました。
なのに、買った今になっても、80代の義母には「ファーが邪魔かも・・・」、「この色、苦手かも・・・」、「スマホ用じゃない普通の手袋の方がよかったかも」、と思うと義母に喜んでもらえる自信がまったくありません。
プレゼント選びが上手な人のマインドとして、「気に入らなかったら捨ててね」、という潔さがあるそうですが、私の場合、「プレゼントするからには相手に喜んで使って欲しい、気に入って欲しい」、という、自分勝手なマインドが強すぎるのがダメなのかもしれません。
贈り物の本質は、送られる側の喜びよりも、贈る側の喜び、自己満足なのか?
そんなことを意識すればするほど、相手の負担や迷惑になってはいけないという思いが募り、また逡巡。
だから、この時期は嫌なのです。
それに比べて、日本の「お年玉」の素晴らしさよ。
私があげるのは甥っ子・姪っ子の2人だけですが、これがプレゼント・・・となると何をあげればいいのか決められない。
「お年玉」で自分たちの好きなものを買っていただければ。
私にとっては大変合理的でありがたいシステム。
読んで頂けたら↓
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コメント
海外でも、プリペイドカードや交換券付きギフトも駆使されていますよね。
なんて実用的!
(でも、それは身内以外かな?)
納得いくものが見つかった時の達成感はスバラシイ。
選ぶ過程も楽しいですしね。
気持ちが通じれば♪
プレゼントを選ぶ過程はとても楽しいんです。
今年も、いったい何時間、デパートをグルグル回ったことか。
気持ちが通じれば♪ですよね。
カードと一緒に贈って、今年もやっと一件落着。
日本人はプレゼント選び、苦手かもしれませんね。eri-ponさんのおっしゃるとおり、相手に喜んで欲しい、相手に使ってもらえるものをという思いがすぎるのかも。
その点、カナダやアメリカの人たちは「あなたのために素晴らしいものを選んだ!」と自信満々。「絶対喜ぶはず」&「早く空けてよ」視線を受けて包みを空けると「???」というものが殆ど。(クロンダイクの砂金掘りの人形とか、意味不明な砂絵の壁掛けなど)
でも、彼らにとっては物は手段で、プレゼントを通じて私のことを気にかけている、そのために時間を割いていると伝えることが大切なんだと思います。
eri-ponさんも大好きという気持ちを伝えればお義母さんはきっと喜んでくれますよ!
そうですね。
相手が自分を気にかけてくれているっということ、自分のために時間を割いてくれた、っていうことが何よりうれしいですよね。
結婚して16年。
何回かのクリスマスはプレゼント選びに困って、結局、カードだけということもありました。
一番のプレゼントは夫婦そろってイギリスに里帰り帰国して顔見せすることだと思うのですが、それもできず・・・。
今年は特に悩みました。
プレゼントは気持ちですから、もらった人は温かい気持ちになるはず。それも、遠く離れた異国からのプレゼントとなと格別でしょう。
僕は毎年老人ホームの母に、フィンランドサンタクロース協会からサンタからの手紙を送っています。毎年サンタさんから手紙が届いた!と喜んでます。
サンタの手紙!!素敵です。
考えたこともなかったですが、イギリスの義母宛に送ってあげたら喜んでもらえそう。
ポールは本当にこういうことに無頓着で、私が用意しないとカードさえ送らないので、毎年気を使います。