生きてね

ホテルの高層階から転落して急逝した神田沙也加さん。

しかも、ここ札幌で。

突然の大雪が降った日の朝、新聞の記事で見つけた時は衝撃のニュースに言葉を失いました。

「なぜ!?」。

その後、北海道新聞の21日付朝刊のコラム「卓上四季」を読んで胸が締め付けられました。

ずっとずっと、「生きずらさ」を抱えていたんですね。

「生まれ変わったら『私じゃなければ何でも』いいと願った。昔の自分にかけたい言葉は『生きてね』」(←21日の「卓上四季」はコチラから)。

娘の骨壺を持って悲痛な表情の神田正輝さんと、立っているのがやっとの様子の松田聖子さんの会見時の姿を思い出すと、悲しすぎて涙が出てきます。

松田聖子さんが、「聖子ちゃん」だった頃のデビュー当時から知っているものとしては、親戚のような気持ちで沙也加さんを見ていました。

「聖子ちゃんと神田正輝さんの娘さん」。

誰もが羨む、その事実こそが「生きずらさ」につながっていたのだと思うと、人生っていったいなんなんでしょうね。

でも、親より先に死んじゃダメです。

衝撃のニュースが駆け巡った日、母から私たち3姉妹にLINEのメッセージが届きました。

「皆さんも色々大変なことがあるかと思います。一人で悩まないで、誰かに相談してくださいね!必ず解決策はあります」。

今までの波乱万丈な人生を乗り越えてきた自分に、最後にもう一度だけ、「生きてね」って言葉をかけて欲しかった。

 

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コメント

  1. こつこつと努力してきて、
    光が見えだしたのが少し遅すぎたのでしょうか。
    本人のみぞ知る、ですが、ほんのちょっとしたきっかけでの衝動だったのなら
    残念過ぎます。

    • まだ35歳。これからというときに、一体何があったのか?
      神田正輝さんも70代になって、自分の誕生日に娘の骨壺を抱えることになろうとは思ってもいなかったでしょう。
      残念でなりませんね。

  2. 本当に驚きました。歌謡曲に明るくない自分でも、紅白での歌唱力に魅了されたものです。でも、深い悩みを抱えていたのですね。とても残念です。
    自分も毎日、うつ病の治療薬を売るために、メンタルクリニックに行っていますが、本当に患者さんが多いことに驚きます。そして、献身的に心の病いの治療にあたっていた大阪の心療内科で起きた大惨事。人間の心の闇の深さを再認識しました。苦しい時は、休んでいい、人に頼っていい、まずは、心のSOSを出して欲しい。そして、それを受け止める世の中であってほしい。そう願うばかりです。

    • 人間の心の闇の深さ、考えさせられています。
      大阪の心療内科の放火事件も、どう受け止めればいいのか・・・。
      いったいどんな背景があったのか気になっています。
      自分や家族だって、いつ何時、深い心の闇を抱えることになるかもしれません。
      ちゃんとSOSを発信できること、受け止めてくれる誰かが近くにいることが大切ですね。

  3. 昨年の三浦春馬さんの急逝はショックでした。とても好きな俳優で、これからますます素敵な俳優になっていくと思っていたから。その後の竹内結子さん、芦名星さんも。

    神田沙也加さんが召された日はすごい雪の日で本州の友達に「北海道の雪景色です」とメールを送ったほどでした。
    だからあの日、アナ雪のアナだった沙也加さんがキラキラの雪に感動して思わず空に向かって手を伸ばしたのではないかと思っています。
    コロナ下でせっかくイライザ役を勝ち取った沙也加さんが自殺なんてするわけ無いと思いたいだけですが。そう信じています。

    • 三浦春馬さん、私も本当にショックを受けました。
      竹内結子さんもそうですが、俳優として認められていて、類まれな美貌の持ち主。
      孤独なわけでもなく、周囲には家族や友人、仲間もたくさんいるようなのに、なぜ?
      私もまだ神田沙也加さんが自殺とは思いたくない気持ちがあります。
      真相はこれから少しずつわかってくると思いますが、子供の頃から知っているだけに本当に残念で悔しい、悲しいです。

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