立ち向かわない勇気

未知の感染症に立ち向かわざるを得なくなってから、考え方の違いで分断が起きていますよね。

マスクをするか、しないか。

ワクチンを受けるか、受けないか。

飲み会に参加するか、しないか。

10人いれば10人違う考え方があり、Facebookでも賛成、反対、いろんな意見が飛び交っています。

なので、先日の「スマホ飯」のマツコさんではないですが、それぞれの主張を尊重して、このことには立ち向かわないことにしています。

自分の価値観を信じるしかないでしょー。

でもね~、夫のポールは全然違います。

夫は、日本人の衛生観念の高さを常日頃から賞賛していて、マスクもワクチンも賛成派なのですが、母国イギリスでは、特にマスクは反対派が多く、その対立ぶりは日本の比ではありません。

欧米に共通する習慣として、目を隠すサングラスにはまったく抵抗がないようですが、口と鼻を隠すことは非常に不快に感じるようです。

夫は、マスク反対の投稿をしている友人を見つけるたびに、「マスクの着用が必要なのは、ひとにうつさないため」という正当性を訴えてFacebook上で喧嘩。

オミクロン株で大変なことになっているイギリス政府の対応の甘さにも激オコで批判しまくりのため、「イギリスに住んでもいない癖につべこべ言うな」と怒られてボリス派と対立。

コメントを書き込むたびに周囲の人たちを巻き込んで炎上。

相手が間違っていると思うと黙ってはいられない性格が災いして、母国の友人をコロナ禍の中で何人も失っていると思います。

そんな夫を、「よせばいいのに・・・」とヒヤヒヤしながら見守っていますが、そう思ってしまう自分をヘタレでダークだな~と思ってしまったり・・・。

コロナ問題、いろいろ考えさせられます。

 

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コメント

  1. 本音で戦うのはとても勇気が要りますね。
    理論的な説明でも理解して貰えないのは余計つらい。
    でも、命に関わる事ですからねえ。
    ボリス派には賛成しかねます。

    • 夫にとっては自国民の命に関わることなので本当に必死。
      データや科学的根拠を用いて説明してもわかってもらえず日々闘っています。
      外から見るからこそ、自国のことがよくわかるということもありますよね。
      でも、わかってもらえず気の毒です。

  2. えり子さんはヘタレでもダークでもありません。人の気持ちや趣向や価値観は、他人が介入しても、決して変わるものではありません。えり子さんは、多分、その事を人生の中で悟っているのでしょう。僕も同感で、最近は、意見の合わない人とは、距離を置くようにしています。議論は大切だけど、ことコロナ禍については、未だ正解がある訳ではありません。科学的根拠や確証が無いものへの対応を、お互い押し付けても仕方ないし、疲れるだけ。ポールも穏やかになってほしいな。そう願うばかりです。

    • 私も以前は熱くなって正当性を主張して論破したくなるタイプだったのですが、今は変わりましたね。
      おっしゃる通り、「人の気持ちや趣向や価値観は、他人が介入しても、決して変わるものではない」のです。←激しく同意!
      なので、徹底的に考え方が違うな、と思うと距離を置きます。それがお互いのためですよね。
      本当にその通りだと思います。

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