膿は出さなきゃ治らない

去年の暮れに左奥歯の歯茎が腫れて痛くなりました。

2ヵ月に1度はデンタルクリニックに通ってちゃんとメンテナンスしてもらっているのに何故?と思いましたが、痛いものは痛い。

すぐに歯科医の予約を取りましたが、人気の歯科医なので実際に治療をしてもらえるのは2週間後。

「期間があいてしまうので、もしそれまでの間に激痛があれば消毒して薬を入れて治療しますのですぐに来てください」、という説明を受けましたが、そうこうしているうちに痛みがまったくなくなりました。

痛みがないのに治療する必要はないと思って、結局その予約をキャンセルしたのですが、担当の歯科衛生士さん曰く、「もう少し様子を見てもいいとは思いますが、痛みがないからといって自然に治ったわけではありません。炎症を起こしているところは膿を出してあげないとたまった膿の行き場がなくなって、体の抵抗力が落ちた時にまた必ず痛みになって出てきます。何度も繰り返しますよ」。

おっしゃる通りでした。

年が明けてから、やっぱり痛みが出てきて、ヘルプ!

膿は出さなきゃ治らない。

なんかこれって、人生とか社会とか、会社とか組織とか、そういうものすべてに通じていますよね。

これは問題だなと感じていることを放っておくと、いつかそれが周りの、さらに多くの組織に広がっていって取返しのつかないことになる。

痛みがないからと行って必要な処置を先延ばししないこと。

教訓です。

ちなみに、今日もバブーは高速トコトコ!

歩くのが早すぎて写真がブレました。

 

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コメント

  1. いつも思うのですが、歯科、コンスタントに通っていても隠れた不具合は
    見つけてくれない気がします。整形外科と同じですかね。(腫れてから)
      クリーニング→自己申告(これが嫌)→ドクターチェック(特に問題なく見える)→
      レントゲン→ん~、これかもしれませんね
    ただ、一時的に化膿や痛みが消えたあとは確実に悪化です(笑)
    歯科ドックあったら行くかも・・・。(安く(笑))

    • その通りですね。定期的に通っていても、さすがに隠れた不具合は見つけてもらえない。
      ちゃんと診てもらっているからとなんとなく安心していましたが、隠れているものですからね、仕方ない。
      一時的に痛みが治まるのは、「嵐の前の静けさ」だとどこかの歯医者さんのHPに書いてありました。

  2. 面倒な事、嫌な事は後回し、が僕の生き方でした。でも50を過ぎて、直ぐやる癖をつけたら、人生が少し楽になりました。面倒な報告書、嫌な大腸検査などなど、正面から向き合ってみたら、なんて事なくて、気持ちが楽になります。膿は出すに限ります。僕の人生訓です(笑)。

    • そうですね、嫌なこと、面倒なことほど、先延ばししたところでろくなことがない。
      早く片付けちゃった方が勝ちですね!
      直ぐやる癖を身につけなくちゃ!

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