オリンピックは心が痛い

冬季オリンピック、楽しんでいますか?

私は少し距離を置きつつ観ています。

高梨選手のまさかのスーツ規定違反による失格。

その後のインスタグラムの謝罪。

詳しいことはよくわかりませんが、ずっとこの日のために頑張ってきた本人が一番傷ついているのに謝罪なんて・・・。

謝らなくていいよーーー。

何度も転倒して本国ですさまじいバッシングに晒されている中国代表の女性フィギュアスケート選手。

代表になった背景に複雑な事情があったようですが、「恥さらし」はないでしょー。

まだ19歳ですよ。彼女の将来が心配でたまりません。

そして、羽生選手。

4回転半ジャンプに挑戦して転倒。

「報われない努力だったかもしれない」発言に涙しながら、改めてYouTubeでフィギュアスケートを振り返りで見ていたら、2006年にイタリア・トリノで金メダルを取った荒川静香さんのパフォーマンスが「おすすめ」に出てきました。

優雅な音楽にのせて、指先まで綺麗な、華麗で美しい芸術的なスケーティングにしばしうっとり。

もちろんジャンプも綺麗ですが、何よりスケーティングそのものがいつまでも見ていたいくらい優雅でパーフェクト。

今は注目されるのがジャンプの回転数ばかりってどうなの?

ジャンプや回転の技術を競う競技と、華麗で芸術的なスケーティング技術を競う競技を分けてしまってもいいのでは?

選手たちがみんな、自分の娘、息子世代どころか、孫世代までいるので、どうしても選手の親御さんとか親戚縁者のみなさんの気持ちを慮ってしまって無邪気に楽しめないのと、人生経験の長さゆえ、失敗した選手の方にばかり注目してしまって心が痛い。

年齢とともに、オリンピックとの接し方、観方が変わってきた気がします。

 

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コメント

  1. オリンピック、かなり距離を於いて観ています(笑)
    おそらく、オリンピックにプロの参加が認められてから一層。
    (優遇対応と利益にしか興味がないとしか思えないオリンピック委員会や会長も)
    純粋に楽しめなくなりました。
    そして未だに、誰に対してか理解出来ない謝罪やコメント。(ここで今時の?若者風味出したらまたバッシングですか?)
    勝っても負けても、頑張った、やりきった、不運だった・・・と言って何が悪いのか?
    (実際にそうなら堂々と主張してくれ!)
    スミマセン、熱くなりました。
    テロップ→()内の意見には個人差があります。

    • 選手たちは純粋に戦っているのですが、背後にうごめいているものを想像すると純粋に楽しめないのはありますね。
      精一杯やった結果なのだから謝罪は本当に良くない。謝罪する必要なんてない。
      でも、だからといって、そういう態度でいるとバッシングに晒されるような気もします。
      20代前後で国を背負って戦って、その重圧を思うと辛過ぎる。
      距離を置きつつ、応援します。

  2. 荒川静香さんのトリノの滑りはとても優雅で丁寧ですよね。エキシビジョンでもブルーの衣装でイナバアワーに魅了されたものです(おススメ)。そして、僕が一番応援している日本のフィギュアペアの木原・三浦組は本当に楽しそうに滑っています。ペアのレベルは世界標準になりました。カーリング女子もデンマークに奇跡の逆転勝利で、キャーキャー言って抱き合ってました。やはり、スポーツは楽しまなくては面白くない。国なんて背負わなくていい。一生懸命な姿が僕らに勇気を与えてくれるのですから。

    • 改めて見ました!エキシビション。
      あの時の衣装もイナバウアーも10年以上経った今もはっきり覚えています。
      イナバウアーは得点につながらないのに、荒川静香さんがこだわって入れた演技なんですよね。
      本当に素晴らしかった。
      カーリング女子は北海道なので応援しています。
      チームワークの良さが勝敗につながるところが魅力ですね。

      • イナバウワーを披露した時の観客の歓声が一番大きかったそうですよ。

        • そうそう、荒川静香さん自身も、イナバウアーの時だけ声援がしっかりと聞こえてスケートの楽しさを実感したって言ってました。

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