今月、甥っ子が私の母校に合格して、高校時代のことをいろいろ懐かしく思い出しています。
私にとって高校生活は、人生はじめての挫折を味わった場所でした。
ぶっちゃけ中学生時代までは特に勉強を頑張った記憶がありません。
もちろん勉強はしていましたが、やればできないことはなく、自分に不可能はないと思い込んでいました。
状況が一変したのは高校に入ってから。
周囲の「天才」、「秀才」たちの存在でした。
どんなに悩んでも解けない数学の問題を瞬時に解いたり、美術のクラスではプロのアーティスト顔負けの肖像画を描いたり、音楽のクラスでは美しい音色のバイオリンを奏でる生徒がいたり。
走れば早い、踊れば上手い、英語はネイティブ並み・・・。
何をやっても、どんな分野でも秀でた生徒がいたるところにいたのです。
レベルが違いすぎて、まったくかなわない。
それまでの自信がみるみると失われていきました。
結果、大学受験にも失敗。
私の人生において、中学時代は黄金期、高校時代は暗黒期。
でも、人生の早い段階で挫折を経験したことで逞しくなったと思っています。
この春、高校生になる甥っ子には、いろんな経験をして一回りも二回りも大きくなって欲しいと願っています。
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コメント
早めに挫折や多彩な能力を持った友人との交流を体験したことが、eri-ponさんの思慮深さや問題意識の広さ、思いやりなどの人格を形成したのでしょうか。
自信を持つことは必要だけど若い頃は客観性がなくて、ともすれば天狗になったり鼻持ちならない性格にもなりやすい。
逆に挫折して性格が曲がってしまうこともあるので、そうならなかったeri-ponさんはえらいなと思います。
そう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます!
性格が曲がってないと自分では信じていますが、他人から見てどうなのかは定かではなく・・・。
今も常に自信はありませんが、他人と比べて妬んだりひがんだりしないように気を付けています。
今が一番幸せ、と思いながら人生を送りたいなと思っています。
挫折、成功、そして幸福に不幸。
その一つ一つにそれぞれのスケールというものがあるのでしょうね。
見方によっては(かなり)、人生やり直したい!(笑)
せめて子供の私にアドバイスしに行きたい❗
子供の私にアドバイス!!
いいですね。
大学受験に失敗して布団を被って泣いた自分に、「受験がすべてじゃないよ」って声をかけてあげたかった。。。
なる程、有名高に入ると、周りは強者集団なんですね。でも、挫折を味わった人の方が人の痛み、悩みが分かるからいい経験だったと思います。僕は家から自転車で通える千葉の平凡な普通の学校に通ってました。理数系の大学を目指していた自分はひたすら勉強してたからいつも成績は良かったです。(高校のレベル低いので(笑))普通高でのんびり勉強したのも悪くなかったかな、と思います。でも、会社に入って、同じ千葉学区の進学校の先輩がいたのですが、僕が札幌支店で営業成績トップを取った時、その先輩に胸ぐら掴まれて、北高(私の出身高)のくせに生意気なんだよ!と言われました。時々いるんですよね、こういう人。その先発、パワハラ所長として干されて、今は閑職らしいです。社会に出たら実力が全てです。
うわっ、凄い話ですね。
典型的なパワハラというか、仕事と出身高校関係ない!!
ちっちゃい人ですねー--。
そんな先輩、干されて当たり前です。
社会に出たら実力がすべて。
特に営業さんは、その人の人柄が問われますよね。