今日は一日中、とても不機嫌でした。

もちろん不機嫌になる理由は大いにあるわけですけどね。

普通はそうであってもそれを見せないのが大人。

なのですが、イギリス人の夫と結婚して18年。

母国語も文化も違う相手と生活していると、「あうんの呼吸」とか「暗黙の了解」なんていうものは存在しませんので、はっきりと言葉で伝え、表情に表します。

不快な時は不快だと伝えますし、躊躇なく不快感を表出します。

それがいいことだとは思いませんが、不快な時にヘラヘラしているのは苦手ですし、できません。

その代わり、私が相手を褒める時は本気です。

お世辞だと受け取る人もいるかもしれませんが、お世辞は言えません。

不快感を表さず、お世辞が言えたら、会社員人生はもっとずっと楽なんじゃないかと思います。

アンミカさんの言う、「器やん!」。

その器が小さいので致し方ありません。

先日、大きな話題になったアカデミー授賞式のウィル・スミスのびんた事件。

妻ジェイダの冷静かつ的確なコメントが素晴らしい。

「ウィルのやったことを怒ってはいませんが、やってほしくなかったと考えています」。

器の小さい自分が人間らしくて愛おしい気もしますが、器の大きい人になりたいものです。

 

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コメント

  1. 器という文字でイル・ドーノを連想しましたが、人間の方でしたか(笑)

    日本で生まれ育った日本onlyの環境なら、器の大きさを見せる(示す)機会って、余り無いような気がしますが、どうでしょう。
    批判は批判として、でも、それを許す(咀嚼する)というよりは、イメージとしては自分が退いてしまう、そんな感じです。
    それで生きてきて、人生終わりそうです(笑)
    はっきりと言葉で伝え、表情に表す生き方をしたかった!!

    • イル・ドーノさんの器は大きくて素晴らしかったです。
      が、問題なのは人間の方です。
      疑問を感じたとき、言うべきか、言わざるべきかの葛藤に悩まされます。
      もちろん個人差も大きいとは思いますが、イギリス人は一般的に言って、思うことをはっきり言うと思うので、気づきも多く面白いですよ。

  2. 営業職を30年近くやってると、顔で笑って心で泣いて、は日常茶飯事。医者や薬剤師に怒られて、会社では上司と部下の板挟み。最近は本当に疲れます。早く定年したいなあと。だから、本音でぶつかり合えるポールとえり子さんが羨ましい。「不機嫌です」と冒頭から言えるえり子さんはカッコいいです。

    • この日の不機嫌は仕事の話でした。
      ポールが私を不機嫌にさせることは、昔はいろいろありましたが、今はほぼゼロで、最高の夫です。
      仕事でも本音でぶつかり合いたいものです。そうすれば、最終的には分かり合える気がします。

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