一体なぜ!?

「ファイト一発!」の渡辺裕之さんの縊死に続いて、「訴えてやる!」、「聞いてないよぉ」のギャクで昭和世代にはおなじみのダチョウ倶楽部の上島竜兵さんの自死報道。

上島さんは底抜けに明るいイメージだっただけに本当に驚きました。

いずれも60代。

報道で知る限り、おふたりとも俳優・芸人仲間をはじめ多くの人に愛され、仕事のオファーも絶えず順調だったようで、周囲にとっても、一般人にとっても「一体なぜ!?」としか。

ネットの続報では、渡辺裕之さんについては、自宅で開かれたバーベキューパーティーの時に、「ふだんはめったに粗相をしないのに、この日は一人で立っていられないほど酔っ払い、締めのスピーチでは『みんなで集まれるのが本当に嬉しくて』と、急に泣きだした」、「『世間に対し理想の夫婦を演じるのがつらい』と笑っていた」という芸能関係者の述懐がありました。

上島竜兵さんについては、「根が真面目で、寂しがり屋」、「自身を慕う『竜兵会』と呼ばれる後輩芸人との酒の席を楽しみにしていたがコロナ禍で激減。口論を口づけして和解する“キス芸”など、密な芸風も合わず悩んでいた」というテレビ関係者の述懐がありました。

いずれも、身近にいた関係者の「今思えば」という後付けの話であって、誰だってお酒を飲めば調子を崩して立っていられなくなる時だってありますし、仕事の激減を愚痴るのは芸能人に限らず、コロナ禍ではいたるところで起きていること。

三浦春馬さん、竹内結子さん、神田沙也加さん、渡辺裕之さん、上島竜兵さん・・・。

ファンはもちろん、各界から惜しむ声が相次ぎ、誰もが生まれ変われるなら「あなた」になりたいと思うような才能に恵まれ、多くの人に愛された人たちばかり。

だからこそ、関係者の述懐ではわからないところ、想像もつかないところに、自死の原因があったのではないかと思います。

ご冥福をお祈りいたします。

合掌。

 

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コメント

  1. 並んだ名前を見ても、自殺とは縁のないイメージの人ばかり。
    おそらく、そのイメージとの共生に知らず知らず疲れていたんでしょうね。
    真面目で繊細だけではなく、適度にいい加減ということも必要ですね。

    • 世間が持っているイメージとのギャップに悩んでいたんでしょうね。
      持続可能な人生に必要なのは鈍感力じゃないかと思います。

  2. 前出の2人は60歳という年齢から、体力、気力、記憶力など急激な身体能力の低下も考えられます。男性ホルモンが極端に低下するのもこの時期。壮年性うつ病もとても増えているのは事実。でも、原因は分かりません。コンビニでスイーツ買っても注目される皆さんですから、気が休まる時がないのかもしれません。僕らが見ているのは、テレビなどの世界の中だけですからね。自死の問題は、本人だけでなく関係者に波及すること。ある文献では、1人の自殺は関係者10人の精神疾患のトリガーになり得るそうです。

    • 昨日、上島竜兵さんが60歳の時の「竜兵会」の動画を見たんですが、若いころはよく後輩芸人さんたちと飲んでいたようで、「あの頃は楽しかったよね」って笑ってて、なんだか辛かったです。
      1人の自殺者は関係者10人の精神疾患のトリガーになり得るって、想像がつきます。
      それが有名人の場合、その影響は計り知れないですね。

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