子犬からシニアへ

赤ちゃんの頃のバブーは、今日できなかったことが、次の日にはできるようになって、毎日成長が楽しみだったことを昨日のことのように覚えています。

同じころ、子供が生まれたばかりの同僚がいて、生まれる前までは仕事を続ける気満々だったにも関わらず、「子供の成長は日々目覚ましく、今その瞬間を見逃したくない」という理由で突然仕事を辞めることになったのですが、それはわんこも同じで、その気持ちわかるなー、と思ったものです。

この写真↓は16年前の2006年にバブーが我が家に来たばかりの、0歳の時。

華奢で小さかったバブーが、たとえば、昨日まではソファーの上に上がることができなかったのに、急にジャンプして上がることができるようになったりとか、階段を見事な速さで上り下りしたりとか・・・。

え~、バブー、もうこんなことまでできちゃうの!?って、日々驚きの連続でした。

16歳の今は真逆です。

昨日までできたことが今日できなくなる。

歩くことがままならず、お散歩もできなくなりましたし、ジャンプは無理でも、スロープさえあればなんとか上がることができたソファーにも、2週間前くらいからスロープを上ることさえできなくなりました。

睡眠時間も日に日に長くなって、今は一日20時間以上寝ています。

時々、あまりに静かなので、「大丈夫!?」と思って近寄って、お腹のふくらみを確認。

ゆっくり静かに呼吸していることを確認して安堵。

バブーの犬生を通して、成長することと老化とはこういうことだということの両方を日々教えてもらっています。

 

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コメント

  1. 本当に有難い人生の教師ですよね。
    急かさず押し付けず、ゆっくりと理解させてくれている様で。
    覚えの、諦めの悪い生徒の我々に、もう少し長く、気長に付き合ってくださいね。

    • バブーの老化と向き合っていると、私たち人間もこんな風に歳を取って行くんだなーって、いつも考えさせられます。
      まさに人生の教師。
      まだまだ勉強が必要なことをわかってくれているようです。

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