医学の進歩

乳がんの手術から、あっという間に一年が経過。

思えば去年の今頃は放射線治療の真っ最中。

せっせと毎日「放射線治療科」に通っていた時で、メンタル的には最悪の時でした。

乳がんの中でも最も穏やかで転移の可能性はほぼないと言われているタイプですが、その後も投薬治療は続いていて、一年が経過した今、薬の副作用で体中の関節が固まってバッキバキ。

特に朝は全身がこわばって、動くと痛い。

思い切っていったん動きはじめるとだんだん動きが滑らかになって気にならなくなるのですが、仕事中もデスクワークや会議でしばらく同じ姿勢で座ったままでいると、立ち上がる時に「イテテテ・・・」。

激痛ではないものの、「うっ・・・」と、鈍痛が走ります。

こんなの、一年以上前まではまったくありませんでした。。。

主治医にその話をすると、「そうなんですよね~。女性ホルモンの作用を抑える薬なので、どうしても若い人(病院では5,60代は若い人)の場合そういう症状が出ることが多いみたいです。70代、80代になるとまったく副作用は出ないみたいなんですけどね」。

ということは、今後あと4年間は同じ薬を毎日飲み続けるわけですが、副作用は年齢とともに弱まっていくという理解になりそうで、今が副作用のピーク。

それならいいや。。。

我慢できるもん。

私が入院していた時はちょうどコロナ禍で、患者同士の接触厳禁。

4人部屋だったのですが、それぞれのカーテンは閉め切ったまま。

顔もわからず、同じ病室の人たちと直接話をすることすらできなかったのですが、漏れ聞こえてくる医者や看護師と患者さんとのやり取りから、私以外の人は全員「消化器」疾患のようでした。

ひとりの方は、ストーマ(人工肛門)の着け方を教えられていて、それ以来、自分の病気でもないのに、ずっと気になる病気になっていたのですが、先日、たまたまネットで発見した朗報。

アメリカで直腸がんに効く新薬(英語)が発表されたようです。

治験者の数は少ないものの効き目は100%。

これは期待が持てそうです!

私が罹患したタイプとは異なりますが、乳がん治療薬「ENHERTU(エンハーツ)」の効果も期待されます。

医学の進歩は目覚ましいので、近い将来、癌は手術ではなく薬で治すものになるかもしれません。

私は幸いなことに温存治療することができましたが、その選択肢がない患者さんも多いのが実態。

癌が薬で治る時代に、早くそうなって欲しいです。

 

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コメント

  1. 薬だけで治せるなら、それはとても有難いことです。
    私事ですが、先週、人工股関節全置換術の手術をしました。
    今では出入り1週間で、歩いて帰り、翌日には運転していました。
    以前は大手術だったようですが。
    日進月歩ですね。

    (私の大嫌いな)採血も無くなって欲しいです。

    歳をとる≧強ばりが軽くなるですかね。

    • 人工股関節の手術がたった1週間で!?
      しかも歩いて帰る、って驚きです。
      私も採血大嫌いで、いつも目をそむけて見ないようにしています。
      歳をとると強ばりが軽くなるのはなぜなんでしょう。不思議です。

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