ゆらぎの時

女性に訪れる更年期。

ほてりやのぼせ、発汗、不眠、めまい・・・。

症状の多くは、女性ホルモンの周期的な「ゆらぎ」から来ていると言われています。

アラフィフになってから、女性だけが集まると、更年期や体の不調の話題が必ず出るようになってきたのですが、同時に増えてきたのが、仕事を続けるかどうかの迷い。

「気が付いたら職場で最年長になっていて、周囲からネガティブなプレッシャーを感じる」、「もう十分働いたから、仕事をやめて好きなことをして過ごしたい」・・・、と悩みを口にする人が増えてきました。

先日お会いしたのは、実際に定年を前にやめてしまった先輩。

特に仕事が嫌いとか、会社が嫌とかそういうことはまったくなく、50代に入った頃から漠然と「定年前にやめよう」とずっと考えていたそうで、気力・体力・モチベーションの低下が著しくなってきていることを自覚して退職を決意したそうです。

「定年までフルタイム勤務はとても無理。週に3日勤務とか選択肢があれば続けられたと思うけど・・・」、と。

これは男女関係ありませんが、50代になると老眼が来て小さな文字が読みにくくなり、飲み会の時も途中で眠くなり、土日は白髪染めだの歯医者だの体のメンテナンスに励むことになり、次第に自分の衰えと向き合うことになってきます。

「年を取るのは当たり前」とわかっていても、「まだまだ」と若さへの未練も捨てられず、そんな中で抗いがたい変化に気づいてゆらぐ時。

定年まで一桁となった「ゆらぎの時」をどう乗り越えて行くか。

すべては自分次第。

 

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コメント

  1. 自分も日々同じ事を考えています。気がつけば、同僚は20歳も年下とか、上司は常に年下…。最近は男性も更年期障害があるそうで、私もだるくて動けない日が時々あります。でも、ただの怠け者だと思われるから、体に鞭打って出勤します。定年前に辞める件、現実として定年で辞めた方が、退職金とかお金の面ではベストなんですよね。生々しいお話ですが、やはり最後はお金なんです。お金で幸せは買えないけど、幸せを後押ししてくれます。転ばぬ先の杖、備えはあれば憂いなし、ですね。

    • おっしゃる通り。
      男性にも更年期がありますから、定年前の揺らぎは、男性にもあることですよね。
      結局は仕事をやめても生活していける余裕があれば、それが選択肢に浮かび上がってくるのだと思います。
      私の場合は家のローンもたっぷり残っていて、退職どころか、定年後のセカンドキャリアをどうするか考えているのですが・・・。
      自分自身の体調もそうですが、それに加えて子供の有無とか親の状況、それぞれ違って、悩み多き年代です。

  2. 45~55くらいが更年期でしょうか。
    真っ只中ですか?
    ただ、とても悩んでいるとは思えない写真です(笑)
    なんて美味しそうな。
    必要収入と体力と気力との兼ね合いですよね。
    辞めてからしばらくすると時間もて余す人も・・・。
    仕事<○○なものが見つかると良いですが。

    • 私も友人たちも真っ只中。
      美味しいもの食べて元気出そうと思いながらも話は結構暗かったりして・・・。
      今後どうするかは、最近必須のテーマになってきていて、
      そういう歳になったんだな~と慰め合っています。

  3. 50代はやはり更年期特有の発汗や疲労感などの症状との戦いでした。
    気力、体力の減退に加え、記憶力、判断力も鈍くなるのを自覚。
    経験値でカバーできることもあるけど、後進にポストを譲りたいという気持ちと、健康寿命を考えたら退職後は自分が好きなことに余生を使いたいなと思いました。退職したら面倒を見るつもりだった実家の母が亡くなったのも要因かな。
    結局、勧奨退職で定年の一年前に退職。そして奈良の大学の歴史学の通信講座を受講しました。退職金と貯金で年金受給まで活動できる原資も蓄えていました。
    ただ、退職後はついつい現役時代と同様の交際を続けて浪費がちになるので要注意です。飲み会や海外旅行など楽しい計画を優先した結果、通帳を見て真っ青になることも。でも、コロナの今となっては大好きな海外旅行も出来ないから結果オーライ。
    多くの友人は退職後も年金受給まではと再就職しましたが、自分で自分の時間をコントロールできるので後悔はありません。

    • 先日お会いした先輩も、この数年の間に、長年介護をしていたご両親が続けて亡くなってしまったのも理由のひとつだと思います。
      「あとは、自分ひとりだけだから」と。
      「もっと暇になるかと思っていたけど、一日があっという間に過ぎる」と、悠々自適な生活を目いっぱい楽しんでいるようでした。
      いちご大福さんは、しっかり計画されていて、さすがです。
      私は全く準備不足で、経済的に将来が不安過ぎて、定年前に辞めるなんていう発想すら持てません・・・。
      とにかくひたすら働かねば、と。
      「自分で自分の時間をコントロールできる」って最高の幸せですよね♪
      退職後の夢は、いちご大福さんのように、好きな勉強をすることです。
      頭が痺れるほぼ没頭して好きな科目の勉強をしたいな、と思っています。

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