退院しました。

昨日、親知らずの移植手術を無事終えて、今日退院しました。

顔の腫れと痺れがあるものの痛みはほとんどありません。

先生の説明によると、移植した歯がちゃんと骨にくっつくかが大切なので、まだまだこれから、とのことではありますが。

左側では食べ物を噛まないように注意すること以外は普通の生活でOK。

患部に歯ブラシをあてて歯磨きもちゃんとして、菌が入らないように気を付けて過ごすように言われました。

家に帰るとバブーの食欲もしっかりあって、ポールとふたりで穏やかな日々を過ごしてくれていたようで、ほっとひと安心。

入院中は4人部屋でしたが、コロナ禍でそれぞれのカーテンは24時間ずっと閉め切られたままで結局誰とも顔を合わせることも、話をすることもなかったので、どんな人が同室にいるのかまったくわかりませんでした。

漏れ聞こえてくる、ドクターや看護師さんとのやり取りで想像するだけですが、隣の方は咽頭がんと思われ、担当医から抗がん剤治療の説明を受けていました。

とてもよく効く薬だけれど、その分副作用が強く、倦怠感や吐き気、下痢があること、抗がん剤をはじめて2週間くらいで脱毛が始まること、そんなことを丁寧に説明を受けていましたが、どんな気持ちで聞いているのかと思うと、胸が痛みました。

斜めの位置にいた方も癌の治療中のようでしたが、高齢で自分が認知症だと思っているらしく、息子さんが退院の時に迎えに来るという電話のやり取りを、すぐに忘れちゃうからと看護師さんに代わってもらっていました。

向かい側の方は、定期的に複数の看護師さんたちが来て痰の吸引をしていましたが、どういう事情があるのかはわかりませんがなかなかうまくいかないようで、その様子を聞いているだけでこちらまでハラハラ。

チラッと見えた両足は腕のように細く、ドキッとしました。

病院にいると、日常とあまりに環境が違うので、普段はあまり考えないことをいろいろ考えてしまいます。

健康で、毎日美味しいものを食べて、家族や友人と楽しいおしゃべりをして、病院と無縁の生活がいかに貴重で素晴らしいことかを改めて思い知らされた3日間でした。

 

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コメント

  1. まずは無事終了おめでとうございます♪
    経過も順調に進むと良いですね。
    病棟によって環境も様々。
    整形外科は比較的入院日数と回復が正比例の、明るめが多いです。
    飲食の制限も無いですしね。
    耳鼻咽喉科・口腔外科は深刻な方も多いのですね。
    カーテンが有って良かったかもしれません。
    想像すると、歯ブラシを当てるの、怖いです。

    • ありがとうございます♪
      整形外科は明るい、ってよく言いますよね。
      入院日数と回復が正比例って、その通り。
      口腔外科は入院日数が長い人=深刻な病状の人なので、明るくなれるはずもなく。
      歯磨き、怖いですよ~。せっかく移植した歯が取れたらどうしようってドキドキです。

  2. 手術の成功と無事に退院されホッとされたことと思います。
    暫くは気を付けながらの生活に神経使いますが今のタイミングで治療出来て良かったですね。
    バブーちゃんもパパとしっかりお留守を守りこれからママの回復と一緒に元気になってくれること願います。

    • 無事に手術が終わってホッとしています。
      一時は入院を延期しようかと思いましたが、バブーが頑張ってくれて本当に良かった。
      飼い主が健康じゃないと老犬介護はできませんので、私たちもしっかり頑張らなければ!

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