愛犬からのメッセージ

昨日、バブーの写真を集めて動画を編集していた時、一番時間がかかったのが最後のページでした。

時間がかかった理由のひとつは今現在の寝たきりのバブーの写真にするかどうか。

もうひとつは写真に載せるメッセージが適切かどうか。

逡巡した結果、寝たきりの写真ではなく、カートに乗ってお散歩したときの写真を使い、「これからも応援よろしくお願いします」という言葉を載せました。

少しでも希望を持ちたくて。

でも、「これから」がこの先一体どのくらい残されているのか。

日に日に命の灯が小さくなっているのは明らかで、その現実を一番わかっているのは私たち。

たくさんの病気を乗り越えてきましたが、今闘っている相手は老化であって病気ではありません。

昨夜、夫がただ生かされているだけのバブーを不憫に思って「安楽死」の話を持ち出しました。

「今、バブーにしていることは間違ってる。クオリティ・オブ・ライフがまったくない」、と。

私は「安楽死」は今も反対です。

反対ですが、知識不足からなのかもしれないと思い調べてみたところ、「安楽死」を選んだ飼い主さんたちの多くが「その時は瞬時に分かる」と話していることがわかりました。

どんなに回復させようと頑張っても、愛犬から「もう無理です」というメッセージを感じる、と。

今夜もバニラアイスを美味しそうに食べたバブーからは、「もう無理です」というサインはまだ感じません。

でも、その時が来たら、ちゃんと納得して旅立たせてあげたいと思っています。

 

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コメント

  1. 今の姿は、寝たきりのバブーちゃんではなく、頑張っている(と言うか、ちゃんと自分を生きている)バブーちゃんだと思いますよ。
    寝たきりで辛いなんて微塵も思っていないでしょうから。
    隔日で点滴の針ん刺すポールさんはとても辛いと思います。
    好きなものを喜んで食べているバブーちゃん、それは本物。
    きっといつか、もう要らないよと教えてくれます。
    安楽死を選ぶのは苦痛を伴う時。
    うちは、静かに(文字通り眠るように)自然死を選んでくれました。

    • バブーは「寝たきりで辛いなんて微塵も思っていない」。
      そうですよね。そう思うととても救われます。
      わんこはただひたすら今を生きていますからね。
      苦しみがないのであれば、少しでも長くそばにいて欲しいです。
      そして、最期は静かに眠るように・・・、飼い主の願いです。

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