弔い酒

元上司のお通夜の後、仲間内で弔い酒。

故人の思い出話に花を咲かせることが何よりの供養。

そう思って、いろんな話をしましたが、昨日まで元気だった人が突然いなくなってしまうのは現実味がなさすぎて受け入れるのに時間がかかります。

一人一本ワインを飲むペースでしたが、不思議なくらい全然酔えない。

飲んでも飲んでもシラフ。

故人が、最後はどんな気持ちを抱えて旅立ったのか・・・。

どんなに感謝していても、どんなに尊敬していても、亡くなってしまうと気持ちを伝えることはできませんからね。

以前、ファイナンシャル・セミナーに行った時、講師の方が、「定年したら夫婦で旅行しようと思っている方は、定年後ではなく、今すぐ行ってください」、と言っていました。

人生がいつ終わるかは自分自身もわからない。

生きているうちに、お互いが元気なうちに、素直に気持ちを伝えるって、とても大切なことだと改めて。 

 

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コメント

  1. 旅立った御本人は無、それだけが救い(私もそれを期待)です。
    良い記憶、思い出を持ち続けるのが一番ですね。
    よく言われていた”定年したら夫婦で旅行”、そんな気分で65歳(以上)を迎えているか(笑)
    大きなお世話だ(笑)と私は思っています。
    笑笑~。

    • 葬儀に出るたびに思います。
      どんなにたくさんの会葬者がいても、たくさんの花輪や弔電が届ていても、旅立ったご本人は知る由もないのだと。
      旅立ってしまったあとは何も・・・。
      すべては命ある内にですね。

  2. 1人1本のワインって、飲み過ぎですよ。このブログ読んで、最近連絡のあった先輩と久しぶりに飲むことにしました。人生何があるか分からない。コロナが終息したら会おうなんて…今日で国内で初感染して丸3年です。やりたいことは直ぐやった方がいいですね。

    • 完全に飲み過ぎですけど、なぜか全然酔いが回らず、こんなこともあるんだと我ながら不思議でした。
      会いたい人に会いましょう♪ やりたいことをやりましょう♪
      それが50代の喪失の時を乗り越える秘策だと思います。

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