昨日の夫の退院話の続き。
無事に大腸ポリペクトミーが終わった翌朝は相当お腹が空いていたそうで、病院の朝食だけではまったく足りず、退院した足で向かったのは近所のケンタッキー・フライドチキン。
だったのに、まさかのオープン前。

ちょうどお店の女性スタッフさんが外でガラス拭き掃除をしていたそうで、「ちょっと待ってくださいね」と言われて、スタッフさんの仕事ぶりを見ながら外で待つこと10分。
いよいよ開店の時間になり、スタッフさんが「どうぞ」と一番客の夫・ポールを店内に誘導しようとしたところ、夫が逆に「レディー・ファーストで」とスタッフさんが先にお店に入るようにジェスチャー。
ぽっと頬を赤らめ、「優しくしれくれてありがとうございます♪」って、大いに感激されたのだとか。
夫によりますと、「レディー・ファースト」の一言は日本で大変喜ばれるそう。
それだけ日本では女性が大切にされる扱いを受けていないからなのかもしれません・・・。
日本在住20年以上の夫が会得した「愛される外国人であるため」の戦略。
スタッフさんに大変感謝されていい気持ちになって、チキンフィレサンドとポテト、コールスローサラダを頼んでモリモリ食べてお腹もいっぱいになって、とても幸せな気分に浸りながら帰宅したのだとか。

夫もなかなか「あざとい」な。
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コメント
ポールはレディーファースト以外にも技持ってますよ。男性の僕もイチコロのフレンドリーで人懐っこさはすごいです。わざとじゃないところがまた凄い。
病院でもかなり笑いを取っていました。「愛される外国人」として生活する技が磨かれているようです。
お客様から「レディーファーストで」なんて気遣いされること、めったにありませんからね。それは感激しますよ。
ほんのちょっとの気遣いや一言で周囲の雰囲気がほっこり温かくなったり、和らいだりするのに、日本人はそういうところが下手くそですよね。
最近、気になるのは女性の客室乗務員に機内持ち込みのスーツケースを「上に上げて」って頼む若い男性の多いこと。中年以上のおじ様では見かけない。非力になったのか?
それとも客室乗務員だからサービスすべきと思っているのか?
ジェンダーレスやサービスではなく若者よ、自分の物は自分でとおばさんは言いたい。
女性の客室乗務員にスーツケースを「上に上げて」って頼むのはよくないですね。
ヨーロッパを旅行していると、重たいスーツケースを運んでいたり、ベビーカーを押している女性、高齢女性がいると、
乗り降りの時に男性がごく自然に助けている姿を日常的によく目にするので、こういのいいな、って思います。