合う薬、合わない薬

今日はあさイチで乳がん治療の定期健診に行ってきました。

手術から2年が経ちますが、今も3ヵ月に一度通院して再発を抑制する薬を処方してもらっています。

診察室に入ると年若き主治医が開口一番、「手術したのは1年前だと思っていましたが、もう2年経つんですね!」って笑顔。

そうなんです。

あっという間の2年間。

素敵な優しい女医さんに同感。

今日は問診だけでしたが、先生に嬉々として報告したのが、薬を変えてもらったお陰で関節の痛みが消えたこと。

術後1年半にわたって、乳がん治療で有名な「アナストロゾール」という薬を飲んでいたところ、副作用の関節痛が酷くなって、朝は階段を一歩ずつしか降りられないほど全身の関節が痛くて辛かったのですが、先生と相談して半年前から「エキセメスタン」という薬↓に変えてもらったところ、関節痛がほぼ消失。

劇的に改善して、今は関節痛の悩みゼロ。

先生曰く、「このお薬が体に合うんですね」。

今まで健康体だったので薬を飲み続けるという経験がなかったこともあって、薬の「効く、効かない」は気にしていたものの、自分の体に「合う、合わない」までは意識したことがありませんでした。

なので、今回わかったのは、薬が合う、合わないも人それぞれだということ。

選択肢がある限り、生活の質を維持するために諦めないことって大切なんだな、って思いました。

次回の定期健診は8月。

マンモグラフィ検査と腫瘍マーカー検査です。

癌が完治と言えるまで通常5年ですが、乳がんは10年。

長いお付き合いになるだけに、その間の薬はとても重要。

体に合う薬が見つかって良かった。

 

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コメント

  1. 手術からもう2年経ったのですね。本当によく頑張りましたね。
    病気と共生する当人にとってはとても長い日数だったと思います。しかもあと8年。
    完治まで根気よく付き合うしかない以上、担当する医師との信頼関係や治療薬との相性はとても大事ですよね。
    その治療薬で関節痛の副反応が出るもの、出ないものがあるなんて怖いです。
    自分なら「どんな薬にも副作用はある」と医師に言われたら「皆、そうなのね」と我慢してしまいそう。でも自分の身体は自分しか守れないのだから、不安や不満に思うことはきちんと言わなくちゃですね。

    • 温かいメッセージ、いつも本当にありがとうございます!
      私も、どんな薬にも副作用はあるもの、と思っていたので、関節痛も受け入れようと思っていたのですが、
      相談したところ、ありがたいことにちゃんと自分の体に合ういい薬が見つかったんですよね。
      薬を変えて、劇的に改善しました。何か困っていたら我慢せずに相談するべきだと思います。
      実体験からお薦めします。

  2. もう2年も前なんですね。合う薬が見つかって良かった。薬を売る営業マンから一言、必ず欠かさず服用することが大切。うつ病の患者さんで多いのですが、調子が良いと止める人。多くの場合再発して、うつ病の場合はさらに症状が深刻になります。
    乳がんの治療やフォローも、多くのエビデンスから行われている治療です。えり子さんは、まず大丈夫だと思いますが、どんな病気でも薬止める人本当に多いのです。

    • わかります。私もずっと健康だったこともあって、苦痛を感じても「薬」を飲むことには積極的ではありませんでした。
      だから、たとえ仕方なく薬を飲むことになっても、良くなったら飲みたくないのが本音です。
      乳がん治療の薬は毎朝欠かさず飲んでます。自分でもびっくりするくらい忘れることなく。
      命がかかってると思うと心構えが違いますね。

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