朝の人身事故

昨日、月曜日の朝のこと。

パソコンとお弁当、水筒の入った重いバッグを持って家を出て、最寄りの地下鉄駅に向かう途中、けたたましいサイレンの音が聞こえてきました。

いつもはとても静かな住宅街なので、「近いな、何か事故があったんだな・・・」と思いながら、いつも通り駅に向かっていたところ、今思えばですが、なぜか逆方向に歩いていく人たちが多かったのです。

そこで気づけば良かったものの、気づかないまま駅へ。

駅に到着して、繰り返し放送されていたアナウンスを聞いて判明。

なんと、ちょうどその時間にその駅で地下鉄が止まる人身事故が起きていたのです。

あとでニュースで知ったのですが、「札幌市交通局によりますと、「人が飛び込んできた」と運転手から連絡が入りました」とのこと。

伝えられる情報では、「転落防止用の柵を越えて、線路に入った50代（一部40代との情報もあり）の男性が地下鉄車両と接触し、軽いけがをしました」。

「命に別状なし」と聞いて安堵したものの、恐らくは、いつも私とほぼ同じ時間に通勤していた駅利用客と思われるので、もし万一、柵を飛び越えて電車に飛び込む瞬間を見てしまっていたらと思うとゾクッとしました。

一生のトラウマになりますね。

状況から言って、その男性は自殺を試みたと考えて間違いないでしょう。

会社員にとって最も憂鬱な月曜日の朝の時間帯だったのは、仕事に行きたくなかったから・・・、衝動的な行動だったのか。

身近で起きた事故にいろいろ考えさせられています。

その後、私はどうしたかというと、急いで別の地下鉄駅に向かい、走って汗だくになりながらも、なんとか出勤時間に間に合いました。

その程度のことは、自殺を試みたと思われる男性の、絶望的な気持ちに比べるとどうってことないわけで・・・。

恐らくは同年代の会社員。

月曜日の朝に、一体何があったのか。

柵を飛び越える前に周囲に助けを求めることはできなかったのか・・・。

今も心がザワザワしています。

　

読んで頂けたら↓

人気ブログランキングへ