50代のリストラ

またしてもピリつくテーマですが、私のことではなく友人の話です。

中学時代から約40年の付き合いの友人が昨年末、リストラの憂き目にあいました。

同い年で現在55歳。

20代で入社し、30年以上働き続けてきた会社から、業績不振を理由に50代全員まとめて解雇されたそうなのです。

「24時間闘えますか？」がキャッチフレーズのバブル世代ですから、30代の頃の友人の仕事ぶりは自己犠牲そのもの。

今ではNGな働き方ですが、「午前４時だけど、まだ仕事」なんて写真付きメッセージが送られてきたりして凄まじいものがありました。

それだけ貢献し続けてきたのに今になって、「50代は給料が高過ぎる」という理由でリストラ・・・・って酷過ぎます。

幸いなことに、その友人はこれまでのキャリアで築いた豊富な人脈と実績があるので、この後独立しても仕事に困ることはないと思いますが、終身雇用を前提に生きてきた会社員には辛すぎる話。

これからの日本は、終身雇用は過去のものになり、次第に欧米諸国のような実力主義に変わって行くと思いますが、今後の数年間で過渡期の我々世代は、切なくなるほどの悲哀を感じることが増えそうな気がしています。

自己防衛のため、仕事を続けたいと思っている限りは現状に満足せず、甘えることなく、ITツールも積極的に利用して、日々アップデートに励まなくてはなりません。

国際結婚ゆえ一家の大黒柱になっているので、もし自分がリストラの憂き目にあっていたらと思うと、心臓がバクバク・・・。

　

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