日々トップニュースに出てくる某テレビ局のニュース。
記者会見のニュースを見た瞬間、酔いそうになるほど「バブルの匂い」がプンプンでした。
バブル時代にイケイケだったと思われる当事者に、バブル当時の感覚が今も残っているために、「守るところと守り方」を完全に間違えているなと、胸がヒリヒリ苦しくなりました。
30年前には通じたことが、今は問答無用でNGってことです。
今思えば、バブル時代はいろんな意味で異常でしたからね。

しっかりアップデートしておかないと、取り返しのつかないことになることを見せつけてくれた、良くも悪くも「反面教師」。
しかも、これまでに有名芸能人・タレントが何人も、有名企業が何社も、日本国内のみならず世界中で似たような事例で二度と再生できないほどに追い込まれてきたことがあるのを知っているはずなのに。
これこそまさに、「自分だけは、自社だけは大丈夫」と思ってしまう「正常性バイアス」=自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価したりするという認知の特性。
AIによれば、「 自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「前例がない」「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う」、っていうことです。
某テレビ局にとっては、問題になっていることがきっと「日常」の延長上だったんだろうなと邪推してしまいます。
日本におけるバブル時代の「負の遺産」なのではないかと。
ピンチはチャンス。
バブル時代から続いてきた「悪習、悪癖」の数々を今一度振り返り、断ち切るチャンスに変えるべきなのだと思います。
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