「青は藍より出でて藍より青し 」という諺(ことわざ)。
我が母校で学んでいる受験生の甥っ子を見ていて、ふと、昔聞いたことのある諺を思い出しました。
私は今まで甥っ子の大先輩、師匠のつもりでおりました。
それゆえ、大先輩ぶって、あれこれ勉強の仕方など助言をしたりもしていました。
だがしかし、37年前に私が大失敗した「大学入学共通テスト(旧センター試験)」で、甥っ子はなんと自己ベストを更新したというのです。

目指しているのは東大。
二次試験に臨む自信は?というと、本人曰く、「自信なんて1ミリもない」とのこと。
そして、「東大の問題は、毎年、これまで誰も見たことのない問題で、日本国最高の大学試験として素晴らしい良問が出題される。その問題を日本で一番最初に解くことができることに誇りを感じる」と言っていると妹が教えてくれました。
これは凄い考え方で、「目から鱗」。
自分が受験生の時は、試験のたびに「解いたことがある問題が出ますように」って祈っていて、チャレンジャー気質は皆無でしたから。
もはや彼にアドバイスできることは何もありません。
読んで頂けたら↓
コメント
甥っ子さん、大人ですねー。カッコイイ。自分なんて、一浪してたから、2年目はどっかの大学に入って、早くキャンパスライフ楽しむことしか考えてませんでした。甥っ子さんみたいな若者なら、日本を任せられそうです。
試験に臨む甥っ子の考え方を聞いて、そんな風に考えたことが一度もなかったので本気で凄いなーって思いました。
私も一浪なので、試験問題の質を分析する余裕ゼロでしたねー。
甥っ子さんのチャレンジ精神、素晴らしいですね。
東大は最近(東大だけで無く早稲田や慶応など有名大学も含めて)中国の小中学生が入学を希望する大学として人気で、訪日中国人の見学ツアー対象になっているとか。
背景には中国での大学合格競争の激化や卒業後の就職率の低さ、欧米の治安悪化などがあり、日本の最高学府である東大を卒業して日本で就職を目指す若者が増えているそうです。
小学生のうちから日本に留学させるために2億もするタワーMSを購入する中国人も。
東大が評価され学力レベルが上がるのは結構なことだけど、今でも多くの大学院生の多くが中国人留学生という実態もあり、この上?とちょっと複雑な気分です。
そういうことになっているんですね~。世界で活躍する優秀な人材が日本の大学から輩出されるのは誇らしい!
思えば私が大学生の頃、東大のキャンパスのすぐ近くの女子学生会館で生活していたのですが、その頃すでに東大に通う留学生が会館に複数いました。
中国の方もいらっしゃって医学部でした。日本語も話せて、天才的頭脳の持ち主でしたね。
今頃はきっと、東京のタワマンを購入し、もしかしたらお子さんが東大にいるかも?なんて想像しちゃいました。