柚木麻子著「BUTTER」

最近、少々デジタルに疲れ気味で、ひとりの時間に本を読むことが増えました。

先週読んだのが「BUTTER」

この本のことは、読書家の妹がその面白さを教えてくれた時に「エシレバター」(←詳細はタイトルをクリック)という題でブログに書いていたのですが、事件を知っているだけに読んだ気になってしまい、実際に読んだことはありませんでした。

ですが、この本が昨年イギリスで翻訳版が刊行された直後から大きな話題となり、日本国内を上回る勢いの売れ行きでベストセラーになり、イギリスで複数の賞を受賞しているのです。

これは読まねば!

いったい、何が刺さったの!?

というわけで・・・、

読みました。

衝撃的でした。

若くも美しくもない、お世辞にも容姿端麗とは言えない平凡で料理上手な女性が、いとも簡単に複数の男性を騙し、お金を奪い取る。

男性なら誰もが、いや、女性でも惑わされる巧妙なトリックと、そして何より、「美食」の描写の素晴らしさに引き込まれました。

もう一度、「エシレバター」を味わいたい。

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そんなことを思いながら・・・。

そして、この本のお陰で、ワタシの次の人生の目標が出来ました。

東京・恵比寿の高級レストラン、王道のフレンチ「ジョエル・ロブション」に行くことと、英語の翻訳版を読むこと。

王道のフレンチって、一体どんな美食なの?という興味と、日本人だからこそ、肌感覚で分かるような描写も多い中、なぜイギリスで大ヒット!?

いずれにしても興味深いのでお薦めです。

 

読んでいただけたら↓

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コメント

  1. 英国で日本の翻訳本がベストセラーって凄い!エシレバターも食べてみたいです。
    極上のフレンチって、いいですよね。

    • 子供の頃はお米大好きなワタシでしたが、ポールと結婚して20年、家でお米を炊くことすらなくなってしまいました。
      なので、エシレバターを使ったバター醤油ご飯・・・、欲しています。
      ATSUSHIさん、是非、極上のフレンチを味わって、その素晴らしさを教えてください!

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